ファッション
特集 世界のファッション・ウイーク “ビッグ4”に続く“ネクスト6”とは? 第6回 / 全8回

3回目を迎えたリヤド・ファッション・ウイーク、社会改革とともに発展

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次世代のファッション・ウイークを担う6都市を「WWDJAPAN」が選定。事情に詳しい専門家が、それぞれの特徴や展望について解説する。(この記事は「WWDJAPAN」2025年11月17日号からの抜粋です)

SAUDI ARABIA
この人が解説

人口の7割が35歳以下!
将来性抜群の市場

リヤド・ファッション・ウイーク(RFW)を行っているサウジアラビア王国の首都リヤドは、近代的な高層ビルや高級ホテル、巨大なショッピングモールなどが立ち並ぶ一方で、旧市街地には歴史的な史跡や市場などが点在している。サウジは世界最大級の石油埋蔵量を誇る豊かな国ではあるものの、かねてより石油依存からの脱却と産業の多角化が課題に。このため、2016年には社会経済改革を促進する施策として「サウジ・ビジョン2030」を策定しており、ファッション業界の振興も柱の一つとなっている。RFWを主催するサウジアラビア文化省サウジ・ファッション委員会のバラク・チャクマ最高経営責任者(CEO)は、「ファッションは『サウジ・ビジョン2030』に直接的に貢献している。アラビア半島の大部分を占めるサウジは人口の70%が35歳以下で、湾岸諸国の中で最も大きな消費市場の一つ。ファッション産業も、28年までに420億ドル(約6兆4260億円)の市場規模に成長する見込みだ。これはサウジのGDP(国内総生産)のおよそ2.5%にあたる」と語った。

23年10月に1回目のRFWを開催した際は、4日間の会期で地元の30ブランドが参加した。3回目となった25年は10月16~21日の6日間にわたって開催し、オートクチュール、レディ・トゥ・ウエア(既製服)、ストリートウエアなどの45ブランドが参加。そのうち5つがグローバルブランドで、初日のトリは「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」が、最終日のトリは「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」が飾るという豪華な布陣となった。なお、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」はサウジの職人と協業したドレスも披露している。

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