次世代のファッション・ウイークを担う6都市を「WWDJAPAN」が選定。事情に詳しい専門家が、それぞれの特徴や展望について解説する。(この記事は「WWDJAPAN」2025年11月17日号からの抜粋です)
総合的な文化プラットフォームへと発展
ソウル・ファッション・ウイーク(SFW)は、ファッションの枠を超え、ソウルの文化、産業、日常をつなぐ象徴として成長を続けている。2000年にスタートし、25周年を迎えた26年春夏シーズンは“ソウルネス(Seoulness)”をテーマに開催し、伝統と現代性、日常と創造性が共存する都市の姿を表現。東大門デザインプラザを中心に、興天寺や高級ホテルのモンドリアンソウル梨泰院、またクリエイティブなエリアとして注目を集める聖水(ソンス)など街全体を会場とし、ソウルを丸ごとファッションの舞台へと変貌させた。また、今回初めて7日にわたって開催し“真のファッション・ウイーク”を実現。開幕を飾った「アンダーソンベル(ANDERSSON BELL)」は徳寿宮通りを舞台にコレクションを披露し、都会の感性と韓国的な美意識を融合させた。
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