
百貨店、セレクトショップ、ファッションビル・SCブランドの2026年春夏ウィメンズの打ち出しが出そろった。来春夏は、日本のウィメンズブランドがもともと得意とする“カワイイ”が復活する気配だ。
クワイエット・ラグジュアリーからの「ベーシック回帰」やY2K、韓国トレンドに傾倒していたここ数年のウィメンズリアルクローズ市場。前春夏からはボーホー・ロマンティックの波に乗って装飾性回帰の兆しがあったが、今季はそこに“甘さ”が加わり、市場は一気に華やぎを増している。象徴的なのは、レースやクロシェ、ラッフル、ポルカドット柄だ。
ともすれば印象が「媚び」に傾きかねず、実は取り入れ難度の高い“甘い”要素。だからこそ、ますます問われるのは店頭のスタイリング力だろう。本特集では「WWDJAPAN」が選ぶ47業態の一推しルックを紹介。さらに注目3業態のディレクター・デザイナーに取材し、春夏のMD戦略を掘り下げた。ヤングカジュアルから大人向けブランドまで、今っぽく“甘さ”を攻略するためのヒントにしてほしい。(この記事は「WWDJAPAN」2025年12月15日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
PHOTO:YOKO KUSANO、MODEL:MAYLAN YOU(TOMORROW TOKYO)、STYLING:AIKA FUKUSHIMA(LOVABLE)、MAKE UP:YUI YAMANAKA、HAIR STYLING:NARUMI NISHIHARA
Cover Story:
甘さに“直線”“硬質”をぶつけて
クラシカル&上品に昇華
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