「ルメール(LEMAIRE)」は、2026-27年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月21日に発表した。会場周辺に集ったゲストのスタイルで目立ったのは、黒やブラウン、深みのあるグリーンといったダークトーンを軸にしたレイヤリングだ。厚手のコートの下にニットやシャツを重ね、色数を抑えながらも素材感と分量で奥行きを生む着こなしが多く見られた。全体を貫いていたのは、ワークウエアに由来する実用的なアイテム群。無骨さを残しつつも、シルエットやバランスによって都会的に昇華されている点は、「ルメール」ならではのアプローチといえる。中でも支持を集めていたのがラップコートで、身体を包み込むような構築が印象的だった。その他のアウターも総じてゆったりとしたオーバーサイズで、力の抜けたエフォートレスなムードを醸し出している。足元はレースアップを中心としたクラシックなレザーシューズが主流。差し色としてマフラーを効かせるスタイリングも多く、ダークトーンの装いにさりげないリズムを添えていた。