ファッション
特集 2024年春夏パリ・ロンドン・ニューヨーク 第7回 / 全7回

2024年春夏パリ・コレクション海外バイヤー評 “上品さと差し色レッド”が合言葉

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2024年春夏パリ・ファッション・ウイークが、9月25日から10月3日まで行われた。今季がラストコレクションとなった「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」のサラ・バートン(Sarah Burton)と、「クロエ(CHLOE)」のガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)のこれまでの活躍をたたえ、退任を惜しむバイヤーが多かった。トレンドとしては、上質で控えめな“クワイエット・ラグジュアリー”が完全に定着。一方で、超マイクロ丈のショートパンツ、繊細なレースやフリンジ飾り、シアー素材など、パーティーにうってつけの要素も引き続き人気となっている。また、サファリ風のカーゴパンツや、ワークウエアを着想源としたカーキ色のルックも目立った。ここでは、有力小売店のバイヤーが注目するトレンドと、手に入れたい一生もののアイテムを紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2023年10月16日号からの抜粋です)

ノードストローム

リッキー・デ・ソーレ=ウィメンズ・ファッション・ディレクター

今季は全体をまとめる大きなトレンドやテーマがあるというより、複数の小さなトレンドを好きなように組み合わせるという感じだった。一方で、色味はブラック、ホワイト、カーキがメインで、差し色にはレッドを選択するブランドがほとんどだった。エレガントなルックにも、足元は自由に動けるフラットシューズや、低めのキトゥンヒールを合わせるスタイルも目についた。しかしながら、「ディオール(DIOR)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ザ・ロウ(THE ROW)」「ロエベ(LOEWE)」などで登場した、特別な瞬間を美しく見せるためのハイヒールにも心奪われた。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「ミュウミュウ(MIU MIU)」などの、洗練されたルックにアスレジャーなひねりを加える手法も新鮮でよかった。プレッピーなスクールガール風のアプローチも台頭しつつある。

手に入れたい一生もの

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