ファッション

伊眼鏡企業サフィロが「ミッソーニ」とライセンス契約 ブランド力強化が急務

 イタリア大手眼鏡企業サフィロ(SAFILO)は、「ミッソーニ(MISSONI)」および「M ミッソーニ(M MISSONI)」の眼鏡のデザイン、生産、販売におけるライセンス契約をミッソーニ社と締結した。両社は1980年代にライセンス契約し更新が途切れていたが、今回再開して5年契約を結んだ。

 アンジェロ・トロッキア(Angelo Trocchia)=サフィロ最高経営責任者は、「『ミッソーニ』はサフィロのブランド戦略にとって重要な役割を果たす。イタリアの代表的ブランドである『ミッソーニ』らしい先見性のあるデザイン力、伝統、独自の優位性を眼鏡にも共有したい」と話した。

 アンジェラ・ミッソーニ(Angela Missoni)=「ミッソーニ」クリエイティブ・ディレクターは、「長い歴史と熟練のクラフツマンシップを持っているサフィロとの協業を再開できることを光栄に思う。新しいコラボレーションから生まれる眼鏡コレクションの出来上がりを早く見たい」とコメントした。商品は、2020年1月に世界で発売予定で、日本での取り扱いは未定。

 サフィロは近年、「グッチ(GUCCI)」、「サンローラン(SAINT LAURENT)」、「セリーヌ(CELINE)」など有力ブランドのライセンスを相次いで失って売り上げを落としており、ブランドポートフォリオの再構築が急務となっている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーがさらけだす“ありのまま”【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表】

3月25日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天ファッション・ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO以下、東コレ)」特集です。3月11日〜16日の6日間で、全43ブランドが参加しました。今季のハイライトの1つは、今まで以上にウィメンズブランドが、ジェンダーの固定観念を吹っ切ったことでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。