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マッシュビューティーラボが使用済み空容器の回収を開始

 マッシュビューティーラボは、リサイクル事業のパイオニア企業であるテラサイクルジャパンと協働し、使用済み化粧品容器の回収プログラム“リサイクル キッチン”を4月から開始する。

 同プログラムでは、同社が運営する全国の「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」「ビープル バイ コスメキッチン(BIOPLE BY COSME KITCHEN)」「メイクアップキッチン(MAKEUP KITCHEN)」「セルヴォーク(CELVOKE)」「エコストア(ECOSTORE)」の店舗(一部店舗を除く)で、同店で購入した商品と、全取り扱いブランドの使用済み空容器を無料で回収する。回収したプラスチック容器は再生ペレットとして原料化し、新たな商品への使用を目指す。協賛企業としてアリエルトレーディング、石澤研究所、ヴェレダ・ジャパン、おもちゃ箱、たかくら新産業、ネイチャーズウェイ、パーフェクトポーションジャパン、ヤーマンほかが参加する。

 同社の小木充副社長は、「オーガニック・ナチュラル化粧品を扱う企業の中には、サステナブルな容器への切り替えを目指しながら途上にあるところも多い。このプログラムは、そうした企業と手を組み、環境保護のメッセージを伝えるための取り組みでもある。まずは使用済み容器の回収によるリサイクルを推進し、将来的には生分解性ボトルや、容器以外では制服など、全てのものを環境負荷が少ない素材に置き換えることを目指す」と述べた。

 同社はオーガニック・ナチュラルの化粧品を中心に取り扱う、ビューティアイテムのセレクトショップの「コスメキッチン」、食を取り入れたトータルビューティを提案する「ビープル バイ コスメキッチン」などを手掛け、創業以来、地球環境保全に対する取り組みを推進してきた。昨年2月にはショッピングバッグの無料提供を終了し、1枚20円での販売に踏み切った。また海洋プラスチックごみから生まれた100%リサイクルポリエステルフィラメント糸を使用して作った “サステナバッグ”や、焼却の際に排出される二酸化炭素を大幅に削減するフィルムを使った“サステナポーチ”を販売するなど、プラスチック素材の包装資材をサステナブルな素材に置き換える活動を強化している。昨年9月には社内および店頭でのOPP袋の使用も廃止している。

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