PROFILE: EXILE NAOTO/ダンサー、俳優

EXILE NAOTOが2015年に立ち上げたアパレルブランド「スタジオ セブン(STUDIO SEVEN)」は国内外の注目ブランドやアーティストとのコラボレーションを重ね、着々と認知度を拡大してきた。「ブランド名に冠した“セブン”には、1週間=7日間のワードローブを提案することで、ただのアパレルブランドではなくスタイルとして発信したいという思いを込めた」とNAOTO。20年のコロナ禍には、自身の個人名義HONEST BOYから派生したライフスタイルブランド「オネストボーイ(HONESTBOY)」も本格始動。「ステイホームをする中で生活に寄り添った商品を展開したいと思った。そんな中で“HOME SWEET HOME”というテーマで、自宅時間が楽しくなるようなパジャマやトランプ、マグカップなどを提案したのが始まり」。二つのブランドを手掛ける中、インスピレーションの源となるのは家具や飲食店など幅広い。過去に店舗のデザインを依頼したNIGOをはじめ、多くの人との交流が今の「スタジオ セブン」「オネストボーイ」を構成する要素となった。そして何より、自身のパフォーマーとしてのキャリアの影響は計り知れない。「ダンスで魅せる上では、音楽とファッションが重要な役割を担う。これまでの自分のダンサーとしてのスタイルそのものが、ブランドに反映されていると思う」。(この記事は「WWDJAPAN」2025年1月20日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
STUDIO SEVEN
by EXILE NAOTO
BRAND HISTORY
2015年 11月 「スタジオ セブン」立ち上げ
2018年 12月 中目黒に路面店オープン
2019年 3月 「ジーユー×スタジオ セブン」発売
2020年 7月 ライフスタイルブランド「オネストボーイ」本格始動
2022年 8月 「コスメキッチン×スタジオ セブン」発売
「洋服のデザインは組織のデザインから」
「スタジオ セブン」とコラボレーションしたブランドは「ジーユー(GU)」や「ゾフ(ZOFF)」「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」など幅広い。協業を決めるときのポイントを尋ねると、「お互いが高め合えること」とNAOTO。「コラボレーションの力によって、普段自分達だけでは作れないものにたどり着ける。初期の『ヒューマンメイド(HUMAN MADE)』とのコラボレーションは今でも思い入れがある」。また、「ジーユー×スタジオ セブン」は、多くの人にブランドを知ってもらう大きな一歩となった。「実際に地方ロケや、たまたま入ったカフェで着用している人を見かけ、本当に多くの人が商品を手に取ってくれているのだと肌で感じた。しかし何より感銘を受けたのは、『ジーユー』チームの洗練された組織力。この取り組みをきっかけに“洋服のデザインは組織のデザインから始まる”と気付き、チームの意識改革につながった」。現在「スタジオ セブン」の運営は生産やPR、店舗スタッフを含め10人弱。自身がパフォーマーとして多忙な生活を送る中、簡潔な指示と細かい部分への気配りを意識し、チームの統率を図る。
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