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特集 芸能人15人のブランドビジネス 第13回 / 全16回

かじえり「エナモル」 育児中の女性経営者のロールモデルに

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PROFILE: かじえり/発信型メイクアップアーティスト(美容インフルエンサー)

かじえり/発信型メイクアップアーティスト(美容インフルエンサー)
PROFILE: 1992年生まれ、大阪府出身。10代のころの趣味「真似メイク」でブログがヒット。現在はYouTubeを中心に“元から美人風”のナチュラルメイクを提案し、SNSの総フォロワー数は62万人を突破(2024年12月時点)。19年にディキュアを設立し、インフルエンサーと社長業、育児を並立する

かじえりがプロデュースするコスメブランド「エナモル(ENAMOR)」は、2020年のブランド誕生から右肩上がりの売り上げを記録している。25年9月期は前期比275%増の2億2000万円で着地見込みだ。顧客層は20代後半〜60代と幅広く、23年に開始した卸売は25年3月には132店舗にまで拡大予定。自身が商品企画や開発からプロモーション、経営までの一連を担っているからこその急成長だろう。(この記事は「WWDJAPAN」2025年1月20日号からの抜粋です)

ENAMOR
by KAJIERI

BRAND HISTORY

2020年 11月 タウハウスとの共同開発で「エナモル」からメイクブラシセットを発売
2021年 12月 タウハウスからディキュアに「エナモル」を承継
2022年 3月 メイク第1弾の“ニュアンスカラーアイズ”を発売
2024年 6月 初のポップアップを代官山で開催

ブランド設立前、愛用していた「熊野筆」を手掛けるタウハウスから声がかかり、自身のブランド開発へとつながった。商品開発でキーワードとなるのは“着回し”。「メイクではカラーコーディネートを重視している。細部のディテールも大事だが、一目見たときに顔全体のカラーバランスが整っていると、それだけでおしゃれに見える」と語り、ほかのパーツの色味を選ばない配色を心掛けている。その結果、どれもがスター商品に。「『エナモル』ならどんな商品も間違いないだろうという信頼から、ライン使いするお客さまが多い」。

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