突然ですが、皆さんはオンワード樫山の「23区」と聞いてどんなイメージを抱くでしょう?きっと思い描くのは「スーツを着た女性」の姿ではないでしょうか。
明日3月25日にオープンする旗艦店「サロン 23区 青山」のプレオープンイベントで驚かされたのは、店内にいわゆる「仕事用スーツ」がほとんど見当たらなかったこと。青山という立地に適したMDということもあるでしょうが、僕が抱いていた「23区」のイメージと少しかけ離れていて、ハッとさせられました。
ブランド戦略を語った秋山亜希執行役員の口からも「働く女性」や「キャリア」といったワードは(僕の聞いた限りでは)発せられませんでした。女性が働くことがごく一般的となった現代、「キャリアウーマン」という言葉がほぼ死語になったように、わざわざ働く女性をカテゴライズすること自体が前時代的な発想なのでしょう。服装も、職場と日常の境目が曖昧になってきています。「23区」も、スーツは特別な日に背筋を伸ばしてくれる装いとして核に持ち続けながら、ブランドの持ち味である品質や品格を生かしたカジュアルアイテムを積極開発し、好調につながっているようです。
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