国内最大級のフリマアプリ「メルカリ(mercari)」を運営するメルカリのマーケットプレイスの売上高(GMV)は2025年7〜9月期は前年同期比5%増の2703億円、10〜12月は同11%の3291億円と好調だった。月間アクティブユーザーも12月は2400万人を突破。同社PRグループの竹井千翔プロダクトPRに2025年下半期のユーザー動向を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年2月23日号特別付録「ビジネスリポート2025年下半期」からの抜粋です)
WWD:二次流通市場の現状についてどう捉えている?
竹井:フリマアプリ市場を含む国内の個人間EC市場規模は拡大を続けており、2024年の市場規模は2兆5269億円(前年比1.8%増)と過去最高を記録した。「メルカリ」も年間流通総額が1.1兆円を突破した。特にアニメ・マンガ等の「日本コンテンツ」への海外需要は引き続き強く、越境取引の成長要因になっている。
WWD:25年は「ラブブ」旋風が巻き起こったが?
竹井:年間の検索数1位に加え、「ラブブ」のキーワードを含む取引数は前年対比で約32倍に伸びた。「ラブブ」以外では、「平成レトロ」や「Y2K」といったトレンドに紐づく取引が全体的に伸長した。コンデジや、90年代のムービーTシャツやミュージックTシャツといったアイテムも取引されている。また、オン・オフを問わず活躍する洗練されたデザインと、履き心地の良さに配慮した設計を特徴とする「スニーカーローファー(またはローファースニーカー)」のキーワードを含む取引数は前年対比で約2.4倍に増加し、「バレエスニーカー」は約2.7倍と、いずれも大きな伸長を示している。
WWD:海外から買えるようになってきているが、成果や反響は?
竹井:越境取引事業は、これまで越境ECパートナーとの連携、台湾、香港におけるウェブ版「メルカリ」の展開等を通じ、流通総額が過去3年で15倍以上に成長し、年間900億円を超える規模に成長した。この流れを受けて9月には、「メルカリ グローバルアプリ」を台湾・香港でリリースし、登録者数は40万人規模に拡大している。特に前述の「日本コンテンツ」関連への需要が強い。
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