丸紅グループの丸紅コンシューマーブランズは4月1日、子ども靴ブランド「イフミー(IFME)」の派生したスキンケアライン“イフミースキンケア”から “フットマッサージクリーム”(150g、2530円)を発売する。ブランド公式サイトや一部バラエティーショップ、アカチャンホンポなどで取り扱う。
「イフミー」は子ども靴ブランドとして、「靴」を起点に子どもの健康や親の育児をサポートする製品開発に取り組んできた。 足の研究を重ねる中で、毎日足に触れて状態を確認する習慣の重要性に着目し、フットケアアイテムの開発に至った。スキンケアアイテムを用いたマッサージからのアプローチにより、靴だけでは解決できない、匂いや巻き爪、O脚などの悩みの解消も目指す。
“フットマッサージクリーム”は、親子で使える足用クリーム。スクラブ粒子によるマッサージ効果で足を刺激しながらケアできる設計とした。ベタつかず、滑りの良いテクスチャーで、香りは柑橘系を採用。エステティシャンの高橋ミカさんが監修し、親子のコミュニケーションとしてのマッサージ習慣の提案も狙う。
同日、“トリートメントスプレー”(120mL、1980円)、“トリートメント in シャンプー(泡タイプ)”(350mL、1980円)、“トリートメント in シャンプー(液体タイプ)”(400mL、1980円)も発売する。
子ども靴を起点とした独自のポジション
「イフミー」は1999年に誕生した子ども靴ブランド。「子どもの足の発育を考えた機能靴が欲しい」という声を背景に、早稲田大学スポーツ科学学術院との共同研究を通じて開発した。現在は子ども靴分野で国内トップシェアを持つブランドに成長している。
“イフミースキンケア”は2022年に誕生。「足育」から「肌育」へとカテゴリーを広げ、育児負担を減らしながら親子のニーズに応えるヘアケアやスキンケア製品を展開する。主な顧客層は20〜30代の女性。アカチャンホンポやロフトなどで販売するが、売り上げの中心はオンラインだ。近年はスキンケアアイテムからブランドを知り、その後靴を購入するケースも増えているという。
「イフミー」は子ども靴で国内トップシェアを持ち、誕生以来右肩上がりで売り上げを伸ばしてきた。少子化の影響はあるものの、スキンケアラインも順調に拡大しており、25年のスキンケアラインの売上高は前年比2ケタ増を達成。現在はスキンケアラインのみで数億円規模のビジネスに成長しているという。イフミー事業部イフミースキンケア課の石原有紗さんは「スキンケアや美容文脈でのアイテムは機能が複雑化しがちだが、今後も便利さを軸に、ファミリーで使える製品開発を進めていく」と意気込む。
丸紅は近年、スキンケア領域でのビジネス展開を加速している。23年に敏感肌向けブランド「オサジ(OSAJI)」に資本参加したほか、1月にはスキンケアブランド「エトヴォス(ETVOS)」を展開する企業を買収し連結子会社化した。こうした動きによるシナジーは「これから」としつつも、すでに製品開発におけるアイデア交換などは始まっているという。