
私、この齋藤薫さんの連載のファンなのですが、このコラムがかなり印象に残っていて、時々思い出します。
ビューティ業界にとってベスコスは特別なものですが、「エルメス(HERMES)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はプレステージでもドクターズでもない、全く新しいカテゴリーとして市場を切り拓いていくのではないかという論に、大変納得しました。
「シャネル(CHANEL)」「ディオール(DIOR)」はすでに百貨店の化粧品フロアに必ずあるイメージですが、後発の「エルメス」と「ルイ・ヴィトン」は全く異なる佇まいで、違う場所に出店しており、確かに「ベスコスって何?」という風情です。
そして、ここで気になるのが、ビューティ業界の巨人ロレアルです。圧倒的王者ですが、「エルメス」「ルイ・ヴィトン」に“匹敵する”と言えるブランドは持っていると言えません。あくまでもビューティ担当でない者の視点ですが。
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