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ルミネが挑む「ニュウマン高輪で街作り」

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ルミネは9月12日、JR山手線の高輪ゲートウェイ駅前に、ファッションビル「ニュウマン高輪」を開業した。JR東日本グループが6000億円を投じて開発中のオフィスやホテルなどが連なった大型複合施設「高輪ゲートウェイシティ」の中核として、約5万㎡に期間限定店を含む177店舗が出店した。これまで新宿や池袋、横浜などトラフィックの多いターミナル駅を中心に展開してきたルミネにとって、ほぼゼロからの街作りに関わるのは初めてになる。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月22日号からの抜粋です)

延床面積85万㎡の「高輪ゲートシティ」の目玉として開業

「高輪ゲートウェイシティ」はJR東日本が単独で手掛ける、国内最大級の複合開発プロジェクト。南北に約1.6km、エリアの面積は9.5万㎡に達する。地上29〜30階の3棟の巨大なビル「ザ リンクピラー(THE LINKPILLAR)」には「ニュウマン高輪」のほか、オフィスやホテル、コンベンションセンターなどが入居する。来春開業予定で現在建設中の「ザ リンクピラー2」を含めると、建物の延床面積は85.4万㎡。六本木ヒルズの72万㎡をも上回る日本最大級の新たな「街」が出現する。

JR東日本は、「高輪ゲートウェイシティ」の完成後の来街者を1日10万人超とするものの、高輪ゲートウェイ駅の1日の乗車人員はわずか1万4209人(2024年度)で、66万人の新宿、約50万人の池袋には遠く及ばない。「ニュウマン高輪」はオフィスやホテルなどの駅利用者に加え、外部から新たなトラフィックを呼び込み、にぎわいを生む「集客装置」としての役割が期待されている。

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