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連載 エディターズレター:MARKET VIEW 第55回

ミャクミャクの鉱脈

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ミャクミャクの鉱脈

いま放送中のNHKの朝ドラ「あんぱん」は、やなせたかしさんと奥さんの小松暢(こまつ・のぶ)さんをモデルにした物語です。

やなせさんといえば、もちろん国民的アニメ「アンパンマン」の原作者。最近出版された「アンパンマンと日本人」(柳瀬博一、新潮新社)によると、アンパンマンの絵本や玩具など関連品の市場規模は30年以上にわたって年間1500億円を下回ったことがないそうです。アンパンマンはほぼ乳幼児向けのキャラクターのため、小学校入学前には卒業してしまう子供が多いにもかかわらずです。

米国企業が発表した2018年までの世界のキャラクタービジネスの市場規模ランキング(総収益の累計)で「アンパンマン」は、6位の約603億ドルでした。ちなみに1位は「ポケットモンスター」(約921億ドル)、2位「ハローキティ」(802億ドル)、3位「くまのプーさん」(750億ドル)、4位は「ミッキーマウス」(705億ドル)、5位「スターウォーズ」(656億ドル)と続きます。「アンパンマン」の下に「ディズニープリンセス」「スーパーマリオ」「少年ジャンプ」「ハリーポッター」が名を連ねてベスト10を構成します。

つまり世界のベスト10のうち半数が日本の漫画、アニメ、ゲームなどのキャラクターなのです。日本がキャラクター大国であることがわかります。ポケモンセンターやニンテンドー、ジャンプショップなどが集まる渋谷パルコの6階フロア、あるいは30以上のキャラクターショップが軒を連ねる東京駅地下の東京キャラクターストリートも連日ごった返しています。

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