4月13日に開幕する大阪・関西万博。4月9日には報道関係者向けにプレスデーを開催された、まだ一部パピリオンは準備中だったものの、その全貌が明らかになってきた。会場のシンボルとなるのは、全長約2kmの世界最大級の木造建築、大屋根リング。さらに、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、8人のプロデューサーが手がけた“シグネチャーパビリオン”や、趣向を凝らした日本館、フランス館、アメリカ館などの海外パビリオンまで、大小あわせて180を超える展示が行われる。
その中でも各国や地域の文化や思想が色濃く表現されたパビリオンは、外観を眺めるだけでも楽しめるものばかり。今回は、実際に会場を一周しながら撮影した各パビリオンの外観を一挙に紹介する(※一部を除く)。時間によっても見え方が変わってくると思うので、万博に行く際の参考にしてみてほしい。
東ゲートゾーン
夢洲駅が出ると東口ゲートから入場することになるが、そこを中心とした大屋根リングの外側エリアの東ゲートゾーン。日本館をはじめ、ウーマンズ パビリオンin collaboration with Cartier、関西パビリオンなどが存在する。
NTTパビリオン
大阪ヘルスケアパビリオ Nest for Reborn
関西パビリオン
三菱未来館
パナソニックグループ パビリオン「ノモの国」
住友館
電力館 可能性のタマゴたち
ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier
日本館
EXPO ホール 「シャインハット」
エンパワーリングゾーン
大屋根リング内側にある静けさの森東側のエリアのエンパワーリングゾーン。大屋根リングといくつかの通りに沿ってアメリカ館やフランス館、中国館、北欧館など多くの海外パビリオンが並んでいる。
アイルランド
マレーシア
フィリピン
アメリカ
フランス
カタール
アラブ首長国連邦
カナダ
ポルトガル
コロンビア
スイス
オーストリア
ブラジル
クウェート
中華人民共和国
バーレーン
トルクメニスタン
北欧館(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)
マルタ
チェコ
シグネチャーゾーン
本万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とは、そもそも何なのか? 8人のプロデューサーがそれぞれの視点でそのテーマを探究・表現する8つのシグネチャーパビリオンが存在するエリア。
Better Co-Being(宮田裕章)
いのちの未来(石黒浩)
いのちの遊び場 クラゲ館(中島さち子)
null2(落合陽一)
いのち動的平衡館(福岡伸一)
いのちめぐる冒険(河森正治)
EARTH MART(小山薫堂)
Dialogue Theater - いのちのあかし(河瀨直美)
ウォータープラザ
セービングゾーン
大屋根リング内側にある静けさの森西側のエリアのセービングゾーン。大屋根リングといくつかの通りに沿って海外パビリオンが並んでいる。
アンゴラ
英国
ルーマニア
ポーランド
ハンガリー
オマーン
コモンズ-D館
オランダ
ブルガリア
シンガポール
イタリア
ベルギー
欧州連合&バルト館
アルジェリア&カンボジア&チュニジア&チリ
コモンズ-C館
西ゲートゾーン
西ゲートから大屋根リング外側のエリア“西ゲートゾーン”。企業・団体パビリオンやエンタメ系施設が並ぶ。
よしもと waraii myraii館
PASONA NATUREVERSE
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
飯田グループ×大阪公立大学共同出店館
コネクティングゾーン
大屋根リング内側にある静けさの森北側のエリア“コネクティングゾーン”。大屋根リングと西通りに沿って海外パビリオンが並んでいる。
セルビア
バングラデシュ&セネガル&エジプト
コモンズ-B館
ウズベキスタン
インドネシア
オーストラリア
サウジアラビア
スペイン
タイ
モナコ
トルコ
アゼルバイジャン
コモンズ-F館(アルメニア&カザフスタン&ブルネイ)
大韓民国
ドイツ
ルクセンブルク
ネパール
PHOTOS:CHIE FUKAMI