4月13日から10月13日の期間、大阪府の夢洲(ゆめしま)で日本国際博覧会「大阪・関西万博」が開催される。180以上のパビリオンが設置され、世界の文化や技術を間近に楽しむことができる本イベントだが、各スタッフの個性溢れるユニホームも見逃せない。有名スポーツブランドから新進気鋭のデザイナーズブランド、地域密着型アーティストまで、多種多様なデザイナーが手掛けた公式ユニホームを一挙に紹介する。
【ユニクロ】
国連パビリオン
展示になじむプレッピースタイル
「ユニクロ(UNIQLO)」は、大阪・関西万博で国連パビリオンのアテンダントユニホームの提供を発表した。提供ユニホームは国連パビリオンになじむ伝統的なプレッピースタイルをベースに、シルエットやディテール、素材感を現代的なスタイルへアップデートした。>記事の続きはこちら
【ミズノ・水野信四郎】
いのちの遊び場 クラゲ館
“クラゲの揺らぎ”と快適性を両立
2025大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」は、開幕に先駆けて全容を公開した。同時に、アテンダントと運営スタッフのユニホームをお披露目し、デザインはウェディングドレスデザイナーの水野信四郎氏、企画や製造をミズノが手がけたことを発表した。全て違う柄のデザインや、クラゲの足をイメージした切り込みによるさまざまな着方の提案などで、『個々では違うが皆一緒』ということを表現した。>記事の続きはこちら
【マリメッコ・ヴィバ】
北欧
フィンランド発の「マリメッコ」と「ヴィバ」がパートナーに
デンマークとフィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンからなる北欧パビリオンは、公式ユニホームに関わるパートナーを、「マリメッコ(MARIMEKKO)」と「ヴィバ(VIBAE)」に決定したと発表した。「マリメッコ」はトップスを、「ヴィバ」はシューズをそれぞれ手がける。>記事の続きはこちら
【コシノジュンコ】
タカラベルモント
性別や年齢を問わないシルバーと白で統一した1スタイル
理美容機器や化粧品、医療機器などの製造・販売を行うタカラベルモントは、コシノジュンコがデザインを務めた大阪・関西万博展示ブーススタッフのユニホームを発表した。性別や年齢を問わない1スタイルで、同社ブース“量子飛躍する美の世界”の立体造形をモチーフにしたデザインによって、展示とユニホームが一体となることで展示が完成する。>記事の続きはこちら
【ヨウヘイ オオノ・⼤野陽平】
住友館
ペットボトルリサイクルなど活用した繊維を採用
住友グループは、⼤阪・関⻄万博の「住友館」のアテンダントユニフォームのデザインを「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」の⼤野陽平デザイナーと協業した。ユニフォームには、住友商事グループ企業が全国の⼩売店などで独⾃に回収したペットボトルから再⽣した特殊⻑繊維⽤ペレット「ボトリウム(BOTTOLIUM)」と、住友化学が開発した吸熱と放熱の特性を併せ持つ温度調節樹脂「コンフォーマ」を⽤いた繊維を採⽤する。>記事の続きはこちら
【ゴールドウイン・中里唯馬】
Better Co-Being®(いのちを響き合わせる)
少ない型数でさまざまな着方ができるように、着物に着想
ゴールドウインは12月12日、2025年開催の大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「Better Co-Being®(いのちを響き合わせる)」にサプライヤー協賛することを発表し、中里唯馬「ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)」デザイナーとともに手掛けたアテンダントスタッフのユニホームを披露した。パビリオンのコンセプトに沿った“自然と共鳴する衣服”を製作。>記事の続きはこちら
【中田優也】
日本政府館(日本館)
着物に着想を得た“日本の美意識を纏う”がコンセプトのユニホーム
大阪・関西万博の日本政府館(日本館)アテンダントのユニホームが発表された。デザインは、ファッションブランドの運営を軸に活動を広げているクリエイティブ・ディレクターの中田優也が手掛け、“日本の美意識を纏う(まとう)”をコンセプトに制作した。さらに、リサイクルしやすいモノマテリアル(単一素材)が採用されており、環境に配慮した工夫を施している。>記事の続きはこちら
【ミナ ペルホネン】
Dialogue Theater -いのちのあかし-
“ダイアログシアター”のロゴである吹き出しのモチーフを採用
河瀨直美監督がテーマ事業プロデューサーを務めるシグネチャーパビリオン“Dialogue Theater -いのちのあかし-”は、アテンダントスタッフユニホームを「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」が、オリジナルメイクを資生堂のヘアメイクアップアーティストが手がけることを発表した。>記事の続きはこちら
【V&Aジャパン】
大阪関西万博スタッフユニホーム
“土に還るポリエステル”を採用
大阪のV&Aジャパンが“土に還るポリエステル”として打ち出す「クラフトエボ リーテ(CRAFTEVO ReTE)」がEXPO2025大阪関西万博の運営スタッフのユニフォームの素材として採用された。「クラフトエボ リーテ」は、同社が独自開発したもので特定条件のたい肥に埋めると水と二酸化炭素、バイオマスに分解する特殊なポリエステル。>記事の続きはこちら
【BUAISOU】
関西
徳島の自然から感じ取る生命やその精神性を「阿波藍」で表現
大阪・関西万博の関西パビリオンは、杉の間伐材から生まれた新素材「キノフ(KINOF)」を採用し、天然染料「阿波藍(あわあい)」で染めたユニホームを採用した。今回のユニホームは、藍師・染師集団「ぶあいそう(BUAISOU)」がデザインおよび染色を手がけた。 >記事の続きはこちら