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ニュウマン高輪の最終章、「ミムレ」を関係者に公開 3月28日開業

JR東日本とルミネはこのほど、「ニュウマン高輪」の新エリア「ミムレ(MIMURE)を関係者に公開した。2フロア・約8000㎡に飲食店を中心に12業態が出店する。出店する12業態のうち9業態が新業態になる。

「ニュウマン高輪」は昨年9月までに5万2000㎡の売り場をすでに先行オープンしており、3期に分けて売り場をオープンしてきた「ニュウマン高輪」にとって最後のエリアになる。「ミムレ」は、「ニュウマン高輪」の開発で「挑戦」を掲げてきたルミネにとって、集大成となる意欲的なプロジェクトだ。「ミムレ」のエグゼクティブ・ディレクターとして、「ミムレ」全体のコンセプトメイキングから関わってきた小川珈琲の宇川良範社長は、「JR東日本やルミネと何度もディスカッションを重ねてコンセプトを練ってきた」という。その中で出てきたのが、「まだ見ぬ生活価値づくり」「地球価値づくり」「街づくり」というニュウマン高輪が掲げる3つの「挑戦」だった。「この3つを実現するためには、従来型のショッピングセンター契約を見直す必要があった。テナントリーシングの前の段階から、ルミネと契約も含めて新しいあり方について議論を重ね、雛形を作った」と振り返る。

そうしてでき上がったのが、4000㎡に達する1フロア全体のデザインを統一し、かつ「ラボラトリー」と呼称するスイーツやベーカリー、カフェ、チョコなど12の”飲食ラボ”をそれぞれクロスオペレーションさせる、という前代未聞の大型飲食テナント「小川珈琲ラボラトリー 高輪」を作り上げた。同フロアの中央には全長5m、重量13トンの植栽した岩石を配置。一定時間で雨を降らせるような仕掛けも施した。

また同フロアには、俳優で事業家でもある小林涼子AGRIKO代表取締役とタッグを組み、魚の養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型アクアポニックスを設置。アクアポニックスは全長6m、30本のタワーを備えており、文字通り「FARM TO TABLE(農場から食卓へ)」を実現。今後もワークショップなども積極的に開催し、コミュニティ創出にも力を入れる。

鈴木一真ルミネ執行役員 ニュウマン高輪店長は「100年先の街作りを掲げた『ミムレ』の取り組みを通して、今後のショッピングセンターは数字だけでなく、確固たる理念を通してテナントとつながり、共感し、ともに開発し、運営することがますます重要になると感じた。『ミムレ』は決して派手ではないものの、実に多くの先進的な取り組みを実装しており、業界関係者が見ると館内に設置された全長5m、13トンの岩石を筆頭に、多くの場所やシーンで『あれ?』という違和感があるはずだ」と語る。

「ミムレ」は、このほど完成した地上31階、高さ167mの「ザ リンクピラー(THE LINKPILLAR以下、TLP)2」の2・3フロアを占める。「ミムレ」/TLP2に加え、隈研吾がデザインした地上6階・地下3階の大型ミュージアム「MoN(モン)タカナワ」も3月28日の開館になる。先行してオープンしているTLP1とともに、JR東日本が6000億円を投じて再開発した「高輪ゲートウェイシティ」の総仕上げとなる。

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