ファッション

カニエ・ウェストの“ナイキ エア イージー 1”がオークションに スニーカーの最高落札額を更新

 オークションハウス「サザビーズ(SOTHEBY'S)」で、カニエ・ウェスト(Kanye West)と「ナイキ(NIKE)」によるスニーカー“ナイキ エア イージー 1(NIKE AIR YEEZY 1)”が180万ドル(約1億9000万円)で落札された。スニーカー投資を専門とするレアーズ(RARES)が27日、コレクターのリャン・チェン(Ryan Cheng)から購入。2020年5月に56万ドル(約6000万円)で取り引きされたマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)着用の“ジョーダン 1(JORDAN 1)”を大きく上回り、スニーカーとして同オークションハウスの過去最高価格を記録した。

 今回落札されたスニーカーは、カニエと自身のブランド「イージー(YEEZY)」のスティーブン・スミス(Steven Smith)=フットウエアデザイナーがともに開発。2008年のグラミー賞で、シリーズ初披露とともにカニエが着用したプロトタイプだ。その後両者は“ナイキ エア イージー 2”も手掛けている。

 ジェローム・サップ(Gerome Sapp)=レアーズ 共同設立者兼最高経営責任者は、「今回のようなアイコニックでレアなスニーカーの取引を増やし、スニーカー業界の活性化と経済的支援につなげたい。『サザビーズ』と協力して、スニーカー文化の発展および維持に貢献できるようなレアな掘り出し物を引き続き探していきたい」と語った。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。