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決算から分かるインディテックスの「余裕」 齊藤孝浩のファッション業界のミカタVol.16

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 企業が期ごとに発表する決算書には、その企業を知る上で重要な数字やメッセージが記されている。企業分析を続けるプロは、どこに目を付け、そこから何を読み取るのか。この連載では「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」(共に日本経済新聞出版社)の著者でもある齊藤孝浩ディマンドワークス代表が、企業の決算書やリポートなどを読む際にどこに注目し、どう解釈するかを明かしていく。今回はインディテックスの決算からコロナ禍の同社の対応を解説する。(この記事はWWDジャパン2020年8月17日号からの抜粋です)

 インディテックス(「ザラ」)の最近のニュースで一番騒がれたのは、2020年2〜4月期(第1四半期)に上場してから多分初めて四半期赤字に転落したことと、今後2年で1200店閉店するという話です。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響による赤字、戦略的な店舗削減ということで大きくメディアに取り上げられましたが、私から見ると今回の大量閉店は10年周期でやってきたことの総仕上げなんです。

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