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「ザラ」の親会社、20年2~4月期は44%減収 21年までに最大1200店を閉店へ

 「ザラ(ZARA)」「ベルシュカ(BERSHKA)」などを擁するインディテックス(INDITEX)の2020年2~4月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比44.7%減の33億300万ユーロ(約4062億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)が同71.1%減の4億8400万ユーロ(約595億円)、純損益は前年同期の7億3600万ユーロ(約905億円)の黒字から4億900万ユーロ(約503億円)の赤字に転落した。

 大幅な減収は、主に新型コロナウイルスの影響により世界中で店舗を一時的に休業せざるを得なかったことによる。一方で、ECの売上高は同50%増と好調で、4月のみで見ると前年同月比95%増となった。同社は数年前からデジタル化を推進しており、19年には14%だったECの売上比率を22年には25%以上に引き上げる。

 同社は4月30日の時点で7412店を運営しているが、21年までに全体の13〜16%に当たる1000〜1200店を閉じる計画を発表。内訳としては「ザラ」が250〜300店、「プル&ベアー(PULL & BEAR)」が140〜165店、「ベルシュカ」が135〜160店など。主に小型店や不採算店を統廃合する一方で、最新の販売支援システムなどのデジタル技術を備えた店舗を新たに450店ほどオープンする。なお、同社はこの大量閉店と新規出店に伴う引当金を計上しており、その分を除くと純損失は1億7500万ユーロ(約215億円)だった。

 同社の本拠地であるスペインでは6月からほぼ全ての店舗が営業を再開している。世界では72の市場でおよそ5740店が再開しており、中でも中国、韓国、日本では売り上げが前年と同レベルまで戻りつつあるという。