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レイ ビームスの2020-21年秋冬 人工皮革をキーにした“ハード&ソフト”なレイヤード

 レイ ビームス(RAY BEAMS)の2020-21年秋冬は、“パワフル エレガント”をテーマに、人工皮革をキーファブリックにしたアイテムやコーディネートを幅広く打ち出す。

 力強さを感じるブラックやブラウンの人工皮革のジャケットやスカート、ワンピースなどに、しなやかなチュールやオーガンジーのワンピース、スカートなどを合わせたレイヤードスタイルを提案。ハード&ソフトな素材のコントラストを楽しむコーディネートと、アクセサリーの重ね着けやウエストマークのベルト使いなどで、凜とした女性の着こなしを表現する。

 今シーズンは新型コロナウイルスの影響で、オーダーの締め切り前にオリジナル商材の発注量を約6割に制限。久保田雅也ウィメンズ統括ディレクターは「緊急処置として品番は減らさずに、在庫の奥行きを調整した」と語る。一方で、すでに発注済みだったセレクト商材は約9割を当初の計画通りに仕入れた。もともと国内の人気ブランドの展開を多く予定していたシーズンでもあり、「ノーマティーディー(NOMA T.D.)」「77 サーカ(77 CIRCA)」「チカ キサダ(CHIKA KISADA)」「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」などの別注アイテムを豊富にそろえる。

 2021年春夏以降は、前年比約3割減の仕入れ予算を予定しているというが、「売れ筋ブランドや商品を優先すると、新規ブランドを導入しにくくなる」と懸念する。ただ「新規ブランドの国内展示会には積極的に足を運びたい」として、良い商品があれば積極的に買い付ける姿勢だ。

 また4~5月の外出自粛期間中は、ECの売り上げが前年比2倍以上に急伸した。特に「グレゴリー(GREGORY)」「アークテリクス(ARC'TERYX)」「ナイキ(NIKE)」「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」など知名度のあるアウトドアブランドが好調だったとして、「21年春夏は在宅や近場需要を含めたセレクトも意識していく」という。

村上杏理:1986年、北海道生まれ。大学で日本美術史を専攻し、2009年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」記者として、東京のファッション・ウイークやセレクトショップ、販売員取材などを担当。16年からフリーランスで、ファッションやライフスタイル、アートの記事執筆・カタログなどを手掛ける。1女児の母

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