ファッション

大本命ロングブーツの迎え方! フェミニンなスカートでこなれコーデに

 ロングブーツがいよいよ本格的にカムバック。さっそく日本でもリアルコーデが出没しています。ブーツ自体に主張があるので、手軽におしゃれがキマり、ニューノーマルにうれしいムードチェンジャーです。国内ブランドの秋冬ルックを手がかりに、今季らしいロングブーツのコーディネートをキャッチしていきましょう。

 スタイリッシュでマニッシュ感のあるロングブーツを履くときには、服で別テイストを醸し出すのが今季流。たとえば、「ローブス アンド コンフェクションズ(ROBES & CONFECTIONS)」のように、春夏にも対応できそうな軽やかなプリーツスカートと合わせることで、互いを引き立て合い、趣の深いコーデに仕上がります。

フレアスカートの甘さを控える役割に◎

 

 ロングブーツは足元にクールな表情を運んでくれます。その持ち味を生かすのが賢いスタイリングです。たとえば、フェミニンなスカートの甘さを少し引き算したい時にうってつけです。

 「チョノ(CHONO)」のフレアスカートは、ドットと鳥柄がファンタジーなたたずまい。レース付きのパーカで“フェミニン×スポーティー”のミックスコーデに整えました。つやめいた黒のロングブーツを迎えることで、スパイスも加わりました。

 2枚目の「ジュン オカモト(JUN OKAMOTO)」は、ラフなニットトップスに、花柄モチーフのロマンティックなワンピースで相反するコーデに。スカートのふんわり感が、ポインテッドトーのスタイリッシュなロングブーツで中和され、シャープな印象に。

タイトスカートに程よいボリュームでメリハリを演出

 装い全体に起伏を与える効果を狙うなら、ブーツの特徴と、服の印象をずらすのがおすすめ。ボリューミーなブーツの場合、スリムなシルエットの服を合わせると、量感にアクセントが加わります。

 ニットのタイトスカートは、細身シルエットでも締め付け感があまりないので、コンフォートな着心地を叶えてくれます。「アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)」はあえてゴツめのロングブーツを添えて、ボリュームの“ずれ感”を演出。たおやかさとタフさの交差で趣深く整いました。

 くしゅっとたるませて履くロングブーツは、それだけで“こなれ感”を印象づけやすい切り札シューズ。2枚目写真の「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」は、テーラードジャケットと細身のスカートのすっきりとしたセットアップコーデ。足元に雰囲気が真逆のウエスタン風のベージュ系ロングブーツを迎えることで、おしゃれ上級者感を漂わせています。

シャツワンピースにきちんと感をプラス

 家でもオフィスでも着やすいシャツワンピースは、ニューノーマル下で重宝なアイテムです。細めのヒールで女性らしい、“きちんと感”のあるロングブーツを合わせれば、全体の雰囲気に深みが増します。

 「ニアーニッポン(NEAR.NIPPON)」のシャツワンピースは、柔らかいパウダーピンクが印象的。甘く見えすぎないのは、クールなロングブーツのおかげ。ブーツがしっかり主張する丈を選ぶのがスタイリングのコツ。ベルトに垂らしたスカーフが動きを添えています。

 ブーツを着こなしのアクセントに生かすなら、服との素材の違いを際立たせるのが得策です。白のシャツワンピース×黒のロングブーツといった、はっきりしたコントラストがシャープなイメージをもたらします。2枚目の写真「ネプラ(NEPLA.)」は、コートの裾からちらりと覗くシャツワンピースとブーツの素材違いがくっきり。さらに上からコートを重ねて仕上げた縦長のレイヤードにしなやかな強さを感じさせます。

 薄手のスカートやワンピースなどをシーズンレスで着こなすには、ロングブーツが強い味方となってくれます。こなれ感や縦長のイメージを印象づけるうえでも効果を発揮してくれます。寒さが厳しくなるこれからのシーズンのキーピースに、ぜひ役立ててみては。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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