ファッション
特集 新アフォーダブル・ラグジュアリー 第6回 / 全17回

“ラグジュアリー”の門戸を開く「AGCF」【注目の新アフォーダブル・ラグジュアリー・ブランド】

有料会員限定記事

ここからは、「WWDJAPAN」の各カテゴリー担当者が注目する新アフォーダブル・ラグジュアリー・ブランドを紹介したい。こちらの記事で列挙した定義に沿ったブランドの多くが掲げる、リアリティーに即した価値観にも注目したい。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月1日号からの抜粋です)

「エージーシーエフ」| アメリカ

BRAND PROFILE

創業:2024年
およその価格帯:バッグ15万〜45万円、ジュエリー2万〜40万円 
販路:米国に単独店が1店舗。日本では高島屋5店舗の自主編集売り場「サロンルシック(Salon le Chic)」で取り扱う
日本の代理店:なし

「グッチ」創業者の哲学が息づくクリエイション

バッグ&ジュエリーの「エージーシーエフ(AGCF)」は昨年創業したばかりだが、日本には早くも今年3月に上陸。高島屋5店舗で取り扱いがスタートし、順調な滑り出しを見せている。手掛けるのは、「グッチ(GUCCI)」創業者のグッチオ・グッチ(Guccio Gucci)のひ孫にあたる、アレクサンドラ・グッチ・ザリーニ(Alexandra Gucci Zarini)だ。

米ロサンゼルス・ビバリーヒルズを1号店の地に選んだのは、祖父のアルド・グッチ(Aldo Gucci)の影響が大きい。彼は1968年、「AGCF」からほど近い場所に「グッチ」を出店していた。2人のイニシャルから取ったブランド名“AG”も関係性を物語る。

この続きを読むには…
残り750⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

WWDJAPAN x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。