ファッション

編集長はパリコレで何した?Vol.1 「マメ」「キムヘキム」「ロク」若いアジアパワーで初日がスタート!

 こんにちは。「WWDジャパン」編集長の向(むこう)千鶴です。今週からパリコレ取材に来ています。そこで、毎週頭に掲載している連載「編集は先週何した?」の番外編をパリからお届けをします。1回目は、初日から。アジアの若手デザイナーが元気です!

9月23日(月)18:00
「マメ」を着ると女になれます

 パリコレは「マメ(MAME KUROGOUCHI)」で幕開けです。会場はリュクサンブル公園近くの薬科大学。初日でショーは3つだけで荷物も少ないので、中身がほとんど入らない「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のワンコバッグを連れて、秋の公園を気持ちよく散歩しながら向かいました。

 「マメ」を着ると女になれます。女の子ではなく大人の女性、つまり“ありのまま”を楽しんでいる自分を見つけます。なんて、ナルシストっぽいけど袖を通したことがある方ならわかるはず!繊細な色の重ね方や、サテンやレースなどの素材選び、嫌らしくならない肌の見せ方、見た目はぴったりなのに実は着ていてラクなカッティングなどがその理由です。洗練度が増した今季はさらにバイヤーから引っ張りだこなのでは?個人的には緑色の使い方が特に好きです。

 長年、「マメ」を取材してきた五十君記者によるバックスステージリポートはこちらからどうぞ

19:00
「キムヘキム」

 うわ!これは韓国版「バレンシアガ」だ!と思ったら「バレンシアガ(BALENCIAGA)」出身のデザイナーでした。鮮やかな色、エディ・スリマン(Hedi Slimane)の「セリーヌ(CELINE)」的なロックな黒、極端な形、ゲーム感覚のロゴ使い、スポーティーかつセクシー。自己主張強めで勢いがあります。ベースには伝統衣装のチマチョゴリの存在があり、鮮やかな色彩はそこから。日本と韓国のファッションセンスの違いは、着物とチマチョゴリの色彩の違いなのかな、とふと思いました。会場外で撮らせてもらった2人は「キムヘキム(KIMHEKIM)」のペアルック。似合っています。

20:00
「ロク」で韓国勢の
勢いをビシバシ感じる

 ポスト“オールド「セリーヌ(CELINE)」”の呼び声高く、日本人バイヤーの姿も多数の「ロク(ROKH)」。アウトドアのディテールをトレンチコートなどに取り入れるアイデアが◎で、デザイナーがデザインを楽しんでいる様子が伝わってきます。最後の2ルックで見せたドレスにスケートボードの組み合わせもよい、です。「キムヘキム」と続けて見ると韓国勢の勢いをビシバシ感じます。まだ初日だけど、70年代のフラワーチルドレンは今季のキーワードになりそうかな。 

番外
弊社ソーシャルエディターが
パリコレデビュー

 今季のパリコレ取材は、初めて弊社のソーシャルエディターが参戦。これは2日目の「マリーン セル(MARINE SERRE)」の会場前で、招待状でもある折りたたみ傘を片手に、私に無理やりポーズを取らされている彼女です。張り切ってフロントローなどを走り回っていますので、「WWDジャパン」のインスタグラムSNSもぜひチェックしてください!

番外2
「ドリス ヴァン ノッテン」を
衝動買い

 ホテルの近くに「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の直営店があり、うっかり入ったらうっかり買ってしまいました。パンツスーツ。と、ワンピース。やっぱり今シーズンはジャケットの気分なんですよね。写真はパリコレ中のどこかであげたいと思います。

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コロナ禍の現地取材で見えた“パリコレ”の価値 2021年春夏コレクション続報

「WWDジャパン」10月19日号は2021年春夏コレクションの続報です。コロナ禍でデジタルシフトが進んだコレクション発表ですが、ミラノとパリではそれぞれ20ブランド前後がリアルショーを開催。誰もがインターネットを通じて同じものを見られる今、リアルショーを開催することにどんな意味があるのか?私たちはリアルショーを情熱の“増幅装置”だと考え、現地取材した全19ブランドにフォーカス。それぞれの演出やクリ…

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