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19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek4 筋トレより大変(⁉︎)な糖質コントロール克服術と成果

 ファッション&ジム中毒の「WWD JAPAN.com」編集長が、2019年春夏シーズン最大のトレンドであるスポーツスタイルの代表格「MSGM」をカッコよく着るため、「RIZAP」に通い始めたこの企画。

■19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek3 「RIZAP」の筋トレは本当に“軍隊級”なのか?

 ワキ腹の肉にショックを受け、週に2、3回の頻度で各回50分、伊藤祐トレーナーのマンツーマン指導を受けるトレーニングの日々がスタート!!というのが、前回までのお話。今回は、僕には筋トレよりはるかにキツい、けれど、頑張れば実感は絶大だった糖質コントロールのお話です。

 結構“へっちゃら”なトレーニングと同時にスタートしたのが、糖質コントロールです。きっとこれでボディーメークしている人も多いハズなので詳細は割愛しますが、炭水化物や根菜に含まれる糖質の摂取を控え、エネルギーは体内の脂肪を燃焼させることで手に入れ、結果体脂肪を落とそうというのが糖質コントロール。僕は今、成人男子の平均摂取量が1日300gという糖質を50gまで落としています。お茶碗1杯の白米に含まれる糖質はおよそ55gらしく、つまり僕は、しばらくご飯は“お・あ・ず・け”。伊藤トレーナーからは、「主食の全面カット」を言い渡されました(号泣)。朝は「スターバックス(STARBUCKS)」でドーナツを、昼は会社近くのお弁当屋さんで「よくばり弁当、ご飯大盛り」を、3時には漏れなくオヤツを食べ、夜もジムの後に定食屋さんで“どんぶりてんこ盛り”のご飯を食べていた僕が、主食カットなんてできるのか⁉正直スタートして1週間は、まぁまぁキツいものがありました。

 最初のハードルは、スタートして2、3日が経ったころ。主食カットはいまだツラく、食事、特にスーパーやコンビニのお惣菜を買って「中食」するとき、糖質や原材料(砂糖やみりんなどの調味料、ニンジンやジャガイモ、カボチャなどの根菜、意外なところでは春雨やトマト、はんぺんなどはNG食材なのです……)を気にしなきゃいけなくて、ハッキリ言ってめんどくさい。そして、目の前の友人は、パスタをバクバク食っている!!そんな状況に「キ〜〜〜っ!」っとなり、バクハツ寸前になったことが一度ありました。自炊をしない僕には、「どの店で、何を食べればいいのか?」も悩ましかったところ。そこで早速伊藤トレーナーに相談し、マジで誰でもできる、メチャクチャ簡単な糖質コントロール術を伝授していただきました。「朝3:昼5:夜2」と言われる理想のボリュームに対して、晩ごはんはまだまだ食べてしまいがちですが、おかげで糖質コントロールはだいぶラクになりました。皆さんにぜひ、この“怠け者のための糖質コントロール術”をご紹介します(笑)。

 糖質コントロールを始めて「超便利!」と実感したのは、「大戸屋」です。「大戸屋」の魚メニューの単品(定食はダメ!!)って、シャケやサバ、ホッケなど、低糖質&高タンパク、良質な脂肪が豊富でマジ優秀!大食いの僕は、そこにボリューミーな「豆腐とじゃこのサラダ」を追加し、これを定番昼ごはんにしています。お値段も1000円チョイと良心的です。

 腹ペコの時は、六本木の会社の近くの「筋肉食堂」がスバラシイ‼︎低糖質&高タンパクな鶏肉をがっつり食べちゃいます(白米の代わりは、キャベツですw)。「筋肉食堂」に行くと、同じようにストイックな“糖質コントロールの同志たち(特に女性がストイック!)”に出会えて、「頑張ろう!」と思えるのもよいところ。鶏ムネや鶏モモは淡白な印象ですが、がっつりニンニクが効いた醤油ソースをかければ、ボリュームとも相まって大満足です。伊藤トレーナーによると「いきなりステーキ」も優秀とか。

 朝は、「セブン-イレブン」の「銀鮭の塩焼」「さばの塩焼」がお手軽!“レンチン”して、プロテイン&青汁のミックスジュース(!?)と一緒に食べれば、5分で素敵な低糖質&高タンパクなブレックファストです。

 問題は、夜。伊藤トレーナーから授かった理想は、「お刺身を8〜10切れ」なのですが、大食漢の僕には物足りない!!「RIZAP」とは別のジムに通って有酸素運動なんかしちゃうと、もう全然足りない!!糖質コントロールを始めてからしばらくは、結局、寝る間際にサラダチキンやゆで卵、アーモンドを食べてしまう生活が続きましたが、空腹になったらプロテイン!という習慣で克服しつつあります。

 と糖質をコントロールするようになったら、いいことがいっぱいありました。

 まず、昼に眠くなることがほとんどありません。これまでは毎日6時に起床して、7時に朝食。そうすると11時過ぎにはお腹が減って、「よくばり弁当、ご飯大盛り」という昼ごはんを食べてしまい、結果午後1〜2時にはモーレツに眠くなって、デスクでの“シエスタ(お昼寝)”タイムに突入という日常でしたが、仮眠はほとんどなくなりました。ちなみに朝の寝起きもよくなりました。

 そして何より、たんぱく質を積極的に摂取して肌のターンオーバーを促し、糖質をコントロールすることで肌細胞の「糖化」、余分な糖質が体内のたんぱく質と結びついて細胞などを劣化させる現象を抑制しているせいか、肌の調子がメチャクチャよいのです!

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 「WWD JAPAN.com」でも、肌の「糖化」に着目し、それを防ぐ化粧品やサプリについて何度も報じていますが、糖質コントロールで「糖化」が防げるとは!もうゴキゲンです。

 課題は、1日3リットルを課された水分摂取がなかなか難しく、結果、便秘になりやすいこと。糖類がすぐに燃焼するのとは対照的に、体内の脂肪の燃焼には適切な水分摂取が必要。水分は、余分なものを体外に排出するためにも重要なのですが、3リットルはなかなか難しいところです。あとは、主食を抜いておかずばかりを食べるせいか、血圧が上がりやすいこと、そして、お金がかかること(笑)。外食派の皆さんは、お金に余裕があるときに糖質コントロールするのがいいかもしれません。

 「RIZAP」に通い始めて2週間目のカラダの変化は、
・体重:57.70kg(当初比-1.60kg、前週比-1.40kg)
・体脂肪率:13.0%(同-2.6%、同-1.1%)
・筋肉量:47.60kg(同+0.40kg、同-0.60kg)
でした。

 ということで、糖質コントロールは筋トレに比べてちょっと大変だったけれど、今はだいぶ慣れました。ところが、そんな僕に次の試練が襲いかかります。それは、出張。「RIZAP」に通うこともできず、糖質コントロールも難しいスイスでの1週間です。“チョコレートの都”なんですけど!!果たして、出張はどうやって乗り切ればいいのか?次回は、そんなお話です。

【今週の“マッスルレビュー”: 「ジャックムス」2019年春夏メンズ・コレクション】

 連載では毎回最後に、伊藤トレーナーにモデルのカラダの側面から、ミラノ&パリのメンズブランドを分析していただきます(伊藤トレーナー個人の見解です)。ブランドは千差万別。その世界観を体現するモデルも千差万別。彼らのカラダを分析すれば、ブランドの新たな魅力に気づくかもしれないし、もっとカッコよく洋服を着こなせるかもしれません。4回目は、メンズが本格デビューした「ジャックムス(JACQUEMUS)」。南仏のリゾートで発表した自然体のモデルたちのカラダは、いったいどうなっているのか教えてもらいました。

 先週の「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」と打って変わって、「より男性らしい、さわやかな海の男」のイメージです。セクシーに男らしい胸元を強調したシャツや、たくましい肩回りを誇るタンクトップなど、筋肉が印象を左右するアイテムが多い印象です。

 一番のポイントは、たくましさとセクシーさを男性らしく演出する胸の筋肉、大胸筋です。トレーニング経験のある男性は特にこだわる部位だと思いますが、大胸筋はさらに3つに分類できます。胸の筋肉は扇状に広がっており、胸の上部、中部、下部で筋肉がついている角度が違います。

 今回は特に、胸の上部の筋肉に着目したいと思います!!日本人は胸の上の筋肉のボリュームが少なく、それによって貧相に見えてしまう傾向にあります。逆に胸の上にボリュームがあれば、シャツやタンクトップを着た時に男らしい厚みとシェイプを演出することができます!

 胸の上部を集中的に鍛えるには腕立てをする際、脚を椅子の上にのせ、斜めの角度をつけて刺激を入れるのがポイント。

 夏の服装が似合う、男らしいスタイルを手に入れましょう!!