ファッション

ビームスが英国ハーヴェイ・ニコルズでポップアップ「東京人」をオープン

 ビームス(BEAMS)は、英国ロンドンの老舗百貨店ハーヴェイ・ 二コルズ(Harvey Nichols)の地下一階メンズフロアに「東京人(TOKYOJIN)」と題したポップストアを9月1日にオープンした。「東京人」を“日本の伝統を大切にしながらも世界に興味を向ける生活者”と位置づけ、日本のファッションや生活雑貨をビームスの視点で編集。オリジナル商品のほか、セレクトしたウエアや生活雑貨、アート作品を扱う。10月15日まで開催する。

 ウエアの主なブランドは、旧式吊り編み機によるカットソーブランド「ループウィラー(LOOP WHEELER)」や、フライトジャケットの忠実な復刻が世界から注目される「バズリクソンズ(BUZZ RICKSON‘S)」、クリエイターのパフォーマンスを向上させることを目的に開発されたという“頭脳職のための機能服”「テアトラ(TEATORA)」など。生活雑貨は、オリジナルの扇子や濱田窯の陶器、仙台木地製作所のこけしなど伝統工芸の技術を生かしたアイテムがそろう。森山大道やホンマタカシなど日本人写真家の作品も扱う。

 また今回のポップアップストアを記念して「チャンピオン(CHAMPION)」と「ハーヴェイ・ニコルズ」と「ビームス」のトリプルコラボーレーションのアイテムなど限定展開品も販売する。

 会期中には、仙台木地製作所の遠刈田系こけし工人・佐藤康広によるこけし制作の実演や、ロンドンのインディペンデントな出版社HATO PRESSによる盆栽、リソグラフ、カリグラフィのワークショップなど、日本文化を体験できるさまざまなイベントが開催される。

 ハーヴェイ・ 二コルズの公式サイトでは「東京人」を紹介するスペシャルページを用意。東京のクリエイティブユニットPoweredby.tokyoと制作したイメージムービーのほか設楽洋ビームス社長のインタビューなどを配信している。

 設楽社長は「東京の男性は長い間、ロンドンの男性を、洗練された装いの手本としてきた。現代の日本で現実的な生活様式を反映した多彩な商品群のプレゼンテーションを通じて、ロンドンの人々に刺激的な文化を届けられたらうれしい」とコメントしている。一方、ハーヴェイ・ 二コルズのアニタ・バー(Anita Barr)ファッション バイイング ディレクターは、「私は常々、ファッションから生活雑貨までクラフツマンシップという特別な視点で展開するビームスに興味を持っていた。このコンセプトをハーヴェイ・ 二コルズに持ち込めたことはとてもエキサイティングで、このポップアップは必ず私たちの顧客を満足させると思う」と話している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

盛り上がる”スピリチュアル消費“を分析 「心に寄り添ってほしい」ニーズに向き合う

「WWDJAPAN」10月25日号は、“スピリチュアル消費”特集です。ここ1〜2年、財布の開運プロモーションや星座と連動したコスメやジュエリーの打ち出しがますます目立つようになっています。それらに取り組むファッション&ビューティ企業と、その背景にある生活者の心理を取材しました。 スピリチュアルと聞くとやや怪しさがありますが、取材を通して見えてきたのは「心に寄り添ってほしい」という女性たちの普遍的な…

詳細/購入はこちら