
TikTok for Businessは、TikTokアプリ内で商品の販売、購入を可能とするEC機能“TikTok Shop”におけるGMVの拡大を実現する広告ソリューション「GMV Max」 を、7月から日本で段階的にローンチしていく。他国では2021年から開始している“TikTok Shop”は、おすすめフィードや検索、ライブ配信などから商品を発見し、手軽なプロセスでの商品購入を可能にする。TikTokならではの“発見“を強みとし、“ディスカバリーEコマース“としてブランドの認知向上や購買獲得までを一期通貫で完結し、高いエンゲージメントへとつなげるサービスを目指すという。現時点では日清食品やヤーマン、花王、ウィゴー、アイエヌイー、ショップリスト、ラコステジャパン、ユニリーバ・ジャパン、ヨギボーなどの企業の参加が決定している。
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TikTok Shopに出展するには、出展申請・審査、初期設定、商品登録、アフィリエイト設定を経て販売。商品の真正性や安全性については、知的財産及び模倣対策ポリシーを設け、それらを侵害する行為に対しては厳格に審査を行う。2024年7〜12月のグローバル調査結果では、要件を満たさない160万件以上のセラーの申請を却下。さらにショップ単位での医薬規範により、累計45万件以上のセラーアカウント、9万点以上の商品を削除するなど、安全性を担保するために取り締まりを強化している。
カルロス・リウ(Carlos Qiu)TikTok Shop Japanゼネラルマネジャーは「日本国内で約3300万のユーザーがいるTikTok。他国でのTIkTok Shopの成功事例をもとに、新たな体験を提供していきたい。グローバルで見て、日本はかなり特殊な市場だ。イギリスとインドネシアから始まったTikTok Shopは、欧米を中心に行ってきた。日本はアジアで、先進国であることもあり、どんな発展をしていくのかとても楽しみだ」とコメントし、今後の可能性に期待を寄せている。