ファッション
連載 ビジネスリポート

大型ブランドの寡占が進行、強いブランドがより強くなる時代 21年秋冬の百貨店特選・宝飾商況【前編】

有料会員限定記事

 「海外観光客による免税売り上げが消えても、海外旅行や外食が制限されている国内富裕層の消費が高額品に向かっているため、特選(ラグジュアリーブランド)カテゴリーは好調」。百貨店でのこうした消費傾向は、コロナ禍以降継続している。(この記事は「WWDJAPAN」2022年2月28日号付録の定期購読者特典「ビジネスリポート」からの抜粋です。「ビジネスリポート」にはより詳しい情報も掲載しています)

 特選絶好調の中で、特に売れているブランドは何か。掲載したランキング表は国内25の百貨店で、2021年7〜12月の売り上げの前年同期比伸長率が大きかったブランドをまとめたものだ。1〜6位のブランドのうち、「ディオール(DIOR)」「ロエベ(LOEWE)」「セリーヌ(CELINE)」「フェンディ(FENDI)」の4つがLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン傘下。残る2つも、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」はケリング傘下、「シャネル(CHANEL)」は独立ブランドながら、その売り上げ規模はかなり大きい。

この続きを読むには…
残り1617⽂字, 画像8枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。