ファッション

若い世代に「ディオール」「セリーヌ」がヒット 富裕層消費に沸いた21年春夏の百貨店特選・宝飾【後編】

有料会員限定記事

 前編で紹介した通り、百貨店の特選・宝飾売り上げはコロナ禍にあっても好調を維持している。そのカギを握るのが富裕層だが、富裕層と共にもう一つのラグジュアリー消費のキーワードとなっているのが若年層だ。シニア世代が外出を控える中でラグジュアリー消費の若返りが進み、20〜30代に脚光が当たっている。WWDJAPAN編集部が全国有力百貨店の特選・宝飾売り場に実施した2020年1〜6月の商況アンケートでも、若年層に売れるブランドが伸長率上位を占める結果となった。

 「若い世代にも買いやすい、10万円以下の商品をそろえるブランドが好調だった」と話すのは伊勢丹新宿本店。象徴的なのが、全国26の百貨店の特選売り場へのアンケートで、前年同期に対する伸び率1位となった「ディオール(DIOR)」だ。数シーズン前からの“ブック トート”のヒットと共に、メゾンのアイコンである“レディ ディオール”にも人気に火がついた。加えて、買いやすい財布やファッションジュエリーも若い世代の取り込みにつながっている。アンケート2位の「ロエベ(LOEWE)」も、10万円以下のかごバッグのバリエーションが幅広い世代に支持された。

この続きを読むには…
残り900⽂字, 画像8枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

情報の“透明化”で広がる美容医療市場

「WWDJAPAN」9月27日号は、進化し続ける美容医療市場に迫ります。近年はSNSや口コミアプリの台頭で若年層を中心に美容医療の興味関心が高まっており、ハードルも下がりつつあります。さらに最近は“マスク荒れ”を改善したいニーズや、顔がマスクで隠れている今のうちに施術をしたい狙いもあり、コロナ禍でも注目を浴び続けています。

詳細/購入はこちら