ファッション

ホームグッズが売れて「エルメス」好調 丸の内店に続き仙台・藤崎の店舗もリニューアル

 エルメスジャポンは9月5日、仙台の百貨店、藤崎にある店舗をリニューアルオープンした。「プレシャスレザーを含む高額バッグが多数売れ、目標としていた予算の倍近い売り上げとなった」(特選売り場担当者)と、出足から絶好調だ。グランドオープン日の5日と翌6日には、宮城・石巻産のガーベラの花を客に無料配布した。

 「エルメス(HERMES)」は8月8日に、東京・丸の内の路面店もリニューアルオープンしている。藤崎の店舗のリニューアル後の売り場面積は従来と変わらず約144平方メートル。東北地方では唯一の「エルメス」店舗となる。内装は東京・丸の内店と同様、パリの設計事務所のレナ・デュマ・アルシテクチュール・ダンテリユールが手掛けた。壁面には国産の竹とラッカーのパネルを使用。レザーグッズ、スカーフ、アクセサリー、香水、ウエアなどとともに、食器などの“ホームコレクション”も充実し、顧客をゆったりと接客できるラウンジも設けた。
 
 リニューアル前の6~7月で見ても、藤崎の「エルメス」は前年同期比19%増で推移していた。ラグジュアリーブランドは全般的に、大都市圏の百貨店が免税売り上げ大幅減となる中で、地方百貨店に商品を充実。それが地方店の活況につながっているようだ。消費者も大都市圏に出かけずに地元で消費する傾向も強まっており、藤崎だけでなく千葉市や岡山市、東京・立川などの百貨店からも大型ラグジュアリーブランド好調との声が聞こえてくる。
 
 「エルメス」は藤崎以外の有力百貨店でも売れている。大丸松坂屋百貨店(特選カテゴリーのある10店)の「エルメス」の6~8月売り上げは前年同期比23%増。高島屋(全17店)の6~7月では同17%増だった。レザーグッズなどの看板アイテムに加え、“ホームコレクション”がステイホーム期間中のニーズをつかんで売り上げを押し上げている。

 「WWDジャパン」9月21日発行号では、全国有力百貨店の特選売り場の6~7月の商況の振り返りや、秋冬商戦に向けての注力点をレポート予定。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

辻愛沙子と語り合う業界に必要な新しい教養 見た目に伴う先入観や偏見を考えよう

6月14日号の「WWDJAPAN」は、社会派クリエイティブを追求する辻愛沙子アルカ最高経営責任者(CEO)監修のもと、社会課題にまつわる“新しい教養”を対話しながら学びます。コーヒーを片手に社会問題を語り合う、大人に向けた新しい教育の場「ソーシャルコーヒーハウス」を立ち上げた彼女と、ファッション&ビューティ業界だからこそ大切に考えたい、見た目や容姿にまつわる偏見や先入観について対話します。一般的に…

詳細/購入はこちら