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子どもに自分の仕事をオススメできるか? エディターズレター(2021年3月15日配信分)

※この記事は2021年03月15日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

子どもに自分の仕事をオススメできるか?

 先日は、タカラベルモントの“ローカルすぎる国際女性デー”について、皆さんにお手紙をかかせていただきました。ビューティ業界に再度ダイブして半年、本当にタカラベルモントやミルボン、ウエラ プロフェッショナル、ロレアル プロフェッショナル、ビューティーエクスペリエンス、イーラル(まだまだいっぱいありますが)などのサロン専売品メーカーって、素晴らしいなと思っています。コーセーの小林社長も資本業務提携以来、ミルボンとコミュニケーションを深め、「ヘアサロンへのホスピタリティーがスゴい!!」と感動。その姿勢は、美容部員の接客などに活かせるのでは?なんて話していましたが、ホントこの「サロン専売品メーカーに学ぶ、ホスピタリティーに基づくエコシステムがビジネスを強くする」みたいなセミナー、企画してみようかな?入店した瞬間に上から下まで品定めされて、即座にランク付けされてしまう(ように感じる)、あのブランドやこのショップには無料で開放してみようかしら?なんて思います(苦笑。いや、笑っていいのか?と思っていますよ、実は)。

 話を、タカラベルモントに戻しましょう。お手紙をお届けした当日、同社からは早速メールをいただきました。ありがたい限りです。するとそこには、とある部長のメールが一部貼り付けてありました。この部長は、元サロンスタイリスト。「社会保険未加入の美容師が多いから、業界最大のタカラベルモントに入れば、何か貢献できるかも?」と考えて転職し(この段階ですでに一度ちゃんとお会いして、取材させていただきたい気持ちでいっぱいです)、現在に至っているそうです。

 そしてそんな部長の行動指針は、「自分の大切な子どもに『美容師になれ!良いぞ!』と言える業界にしていっているか?」なのだそう。「業界の盟主であるタカラベルモントの社員が、未来の子どもたちに『理美容師』という職業を、もっと高い地位として提示できるか?これこそがミッションだと勝手に思っています」と続けます。

 なんということでしょう!マジで涙モン。お会いしたことないけれど、即座に恋に落ちました(笑)。

 ホント、コレですよね。自分の子ども、社会を託す次の世代に、自分の仕事、自分の会社、自分の業界について「楽しいよ!やり甲斐だらけだよ!!一緒に働こうよ!!!」と言えるかどうか?青臭いけれど、それが全てですよね。サロン専売品メーカーを中心にヘア業界には、心から、本当に心からそう思っている方が大勢いるから、最近大好きになんだと思います。逆に品定めしてランク付けしているショップのスタッフは、子どもに、自分の仕事をオススメできるのでしょうか(お分かりの通り私、結構根に持っていますw)?

 もうすぐ新年度。こんなご時世にもかかわらず、勇気を持って業界に飛び込んでくれる若者が目に眩しい季節がやってきます。彼らに「ようこそ!良い業界だよ!!」と自然に、力強く声をかけられるのか?この3週間、ちょっと意識しようと思っています。

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