ビジネス
連載 エディターズレター:MARKET VIEW 第76回

ビームスLA出店の歴史的意味

有料会員限定記事

ビームスは、今年ロサンゼルスに出店予定の店舗が379坪の世界最大店舗になることを発表しました。24年開店で現在の最大店舗である「ビームス ライフ 横浜(BEAMS LIFE YOKOHAMA)」の2割増しの面積です。

セレクトショップの始祖の一つであるビームスは、1976年に現社長の設楽洋さんら当時の若者が開いた原宿の店舗「アメリカンライフショップ ビームス(AMERICAN LIFE SHOP BEAMS)」から始まりました。6.5坪にアメリカ西海岸のファッションやカルチャーを詰め込んだ店でした。若者にとって西海岸の明るく開放的な文化は憧れの的。戦後長らく続いた1ドル360円の固定相場が崩れて、わずか数年。海外旅行が大衆化するのは少し先の話です。

1960年代に一世を風靡したヴァンヂャケットは、アメリカ東海岸の名門大学のアイビーファッションを紹介しました。TPOに基づいた良家のエリート学生の服です。一方、70年代後期にビームスが紹介したのは、アメリカ西海岸のフリーダムなライフスタイルでした。Tシャツやジーンズ、新興メーカーだった「ナイキ(NIKE)」のスニーカーを置いたり、スケボーのホイールやネズミ取りまで並べたり、メード・イン・USAの商品を仕入れて売っていました。

この続きを読むには…
残り973⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

【特集】デムナの「グッチ」ほか新任デザイナーが相次いだミラノ トレンドは「愛着」【付録:2026-27年秋冬東コレ開幕号】

3月16日発売の「WWDJAPAN」では、2026-27年秋冬ミラノ・ファッション・ウイーク詳報をお届けします。今季は、デムナによる「グッチ(GUCCI)」をはじめ、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)による「フェンディ(FENDI)」、メリル・ロッゲ(Meryll Rogge)による「マルニ(MARNI)」、さらにシルヴァーナ・アルマーニ(Silvana Arma…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。