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2020年春夏トレンド分析Vol.1 進化した袖コンシャスに注目

 2020年春夏トレンドの中でまず押さえるべきは、“パフな”アイテムだろう。ボリューム感のあるデザインがここしばらくトレンドを席巻してきたが、ようやく少し変化し始めた模様。特に、さまざまな袖コンシャスのシルエットに注目だ。

 「シャネル(CHANEL)」や「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」のレディライクなシースルードレスから、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」や「シモーネ ロシャ(SIMONE ROCHA)」のシャツ、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」や「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」の過剰なほどの特大スリーブ、「クロエ(CHLOE)」や「アダム リップス(ADAM LIPPES)」のカジュアルなトップスまで、20年春夏コレクションでは、ロマンチックなドレスだけでなくシャツやスポーティーなセーターにも、袖に量感を持たせたスタイルが見られた。そのデザインは、さりげないものから大胆なものまで実にさまざまだ。

 ちなみに、「コム デ ギャルソン」が舞台衣装を手がけることで話題となった、12月上演のウィーン国立歌劇場150周年記念公演オペラ「オーランド(Orlando)」。イギリスの小説家・評論家であるヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)の小説が原作だが、デザイナーの川久保玲は、6月に発表されたメンズ・コレクション、9月のウイメンズ・コレクション共にテーマを「オルランド」としており、12月の舞台作品で3部作完結となる見通しだ。