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経営破綻の米バーニーズ、231億円の資金調達 当面の運転資金を確保

 経営破綻した米バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK以下、バーニーズ)は、米投資会社ブリゲード・キャピタル・マネジメント(BRIGADE CAPITAL MANAGEMENT)と米金融サービス会社ビーライリー・ファイナンシャル(B. RILEY FINANCIAL)から2億1800万ドル(約231億円)の資金を調達したと現地時間の8月6日深夜に発表した。バーニーズは5日深夜に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請しており、6日には破産裁判所で申し立てを行っている。

 今回の資金調達は、先日発表された動産金融大手のゴードン・ブラザーズ(GORDON BROTHERS)とヒルコグローバル(HILCO GLOBAL)から調達する予定だった7500万ドル(約79億5000万円)に代わるものとなる。当初の見込みを大幅に上回る調達額となったため、バーニーズは既存の担保付きローンを全て借り換えられるほか、従業員の賃金や取引先への支払いを行った上で、当面の運転資金なども賄えるという。将来の見通しはいまだ不透明だが、有力な買い手候補が現れるまでの時間稼ぎができそうだ。

 ダニエラ・ヴィターレ(Daniella Vitale)=バーニーズ最高経営責任者は、「調達額が大幅に増額されたことは、ブリゲード・キャピタル・マネジメントとビーライリー・ファイナンシャルによる『バーニーズ』のブランドと事業への強い信頼を表している。裁判所の迅速な手続きに感謝するとともに、引き続き支援してくれている従業員、取引先、顧客の皆さまに感謝している。また、当社に関心を示してくれたゴードン・ブラザーズとヒルコグローバルにも感謝したい」と語った。