PROFILE: 星野悠人/「バーニーズ ニューヨーク」六本木店・シニアセールスアソシエイト

2005年にバーニーズ ジャパン(BARNEYS JAPAN)へ入社した星野悠人さん。銀座店で販売員としてキャリアを積んだのち、本社のバイイングチームを経て、16年の六本木店オープンを機に販売の現場に戻った。バイヤー経験を経て再び販売の現場を選ぶのは珍しいケースだというが、そこには星野さんなりの確かな決意があった。「バイヤーは自分がかっこいいと思ったものを買い付けてくるのが仕事ですが、それを店頭で伝えるのは簡単ではない。どれだけ思いを込めても、お客さまに届かないと意味がないんです。だったら自分が直接お客さまに伝えようと思いました」。バイヤー経験があるからこそ、ブランドのコンセプトや買い付けの意図を丁寧に説明することができる。客にプロダクトの魅力を実感してもらうための橋渡し役こそ自分の役割だと気づいたという。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月22日号からの抜粋です)
NO.1 POINT
幅広い提案力
販売員という“架け橋”として
人とブランド、そして人と会社をつなぐ
星野さんの強みの一つは「幅広い提案力」だ。銀座店時代はスーツやシャツ、ネクタイを扱うドレスフロアを担当していた。その経験があるからこそ、サイズ感やフォーマルな装いをきちんと提案できる一方で、星野さん自身はデザイナーズブランドを含むカジュアルやウィメンズまでさまざまなアイテムを着こなす。「スーツの販売をバックグラウンドにしているものの、好きなテイストは幅広いんです。だから、お客さまがどんな方向性を求めていても柔軟に提案できます」と自信を覗かす。
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