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ヴァージルが自身の名を冠したブランド発表 第1弾はペーパークリップ型のハイジュエリー

 ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が、自身の名を冠したブランドをスタートさせる。新ブランド「ヴァージル アブロー」のファーストコレクションは、ペーパークリップにインスパイアされたデザインのジュエリーコレクションになる。ヴァージルは以前からペーパークリップ型のアクセサリー類を愛用していた。

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ アーティスティック・ディレクターと「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」のクリエイティブ・ディレクターも務めるヴァージルは、1月15日に“Recycled Jumbo Paper Clips”と新ブランド名“Virgil Abloh”とプリントされたペーパークリップの箱を自身のインスタグラムに投稿。続けて、ペーパークリップで構成されたネックレスを着用した画像を投稿した。

 新ブランドは、1月17〜29日にパリのホテル、オテル・コスト(Hotel Costes)で開催するポップアップストア“Floral Shop”で、「オフ-ホワイト」の新スニーカーとバッグとともに初披露する。同ポップアップショップの開催期間はパリ・メンズ・ファッション・ウイークの期間と重なる。「オフ-ホワイト」は16日に、「ルイ・ヴィトン」は17日にそれぞれショーを開催予定だ。

 ポップアップストア“Floral Shop”では、「お気に入りの花を集めたシンプルな花束を販売するが、自身の名を冠したハイジュエリーコレクションも初披露する。この新ブランドは『オフ-ホワイト』とは関係なく、3年も準備してきたブランドだ」とヴァージル。

 ジュエリーコレクションはプレオーダー制で販売する予定だ。「ネックレス、イヤリング、その他アクセサリーもそろえる。みんなのためのハイジュエリーがコンセプトだ。ペーパークリップだが、特別な方法で作られたパヴェダイヤモンドでもある」とヴァージルは明らかにする。ポップアップストアでは「オフ-ホワイト」のウィメンズ新バッグ“the Jitney”も初披露する。このバッグは「オフ-ホワイト」のクロスアローロゴをくるくる回るマグネットの留め具に採用したデザインになるという。プレオーダー制については「“シーナウバイナウ(SEE NOW, BUY NOW)”ではなく、予約を早く受け付けて、ショップで販売開始前にバッグをゲットできるようになる」と説明する。

 ポップアップに並ぶ予定の新スニーカーは、これまで圧倒的な人気を集めてきたヴァージルと「ナイキ(NIKE)」のコラボスニーカーコレクション「THE TEN」ではなく、「オフ-ホワイト」単独のものになる。しかしヴァージルは、「ナイキ」とは“次の章”に進んでいるようだ。「私のリクエストは、もし何か一緒にやるなら、前回と同じくらいスケールの大きい、インパクトのあることがしたいということ。そうじゃなきゃ(協業)する意味がない。今私たちは開発と、どの方向に行くべきか検討している段階だ」と語る。

 また、今回のポップアップを“Floral Shop(花屋)”と名付けたことに関しては、「老後は、どこか人里離れた町で花屋を開きたいと思ってる。コンセプトはもうできてるんだ。これが今一番ハマってることだね。この花屋はものすごく不思議でものすごくへんぴな場所に開く。全部やりきった後に、自分のクリエイティビティーを花屋に注ぎ込むんだ。もしかしたらすぐ実現するかもね」と笑う。花の中でも特にコットンが好きというヴァージルだが、もしかしたら花屋がラグジュアリーの生き残り戦争から脱出する手段なのかもしれない。