
日本の繊維商社が、大きな転換点を迎えている。帝人フロンティアと旭化成アドバンスの経営統合を号砲に、2021年以来となる業界再編の機運が再び高まる。一方で、瀧定名古屋発の「ソラメント(SOLAMENT)」や、ワークマンを巻き込んだペルチェウエアなど、商社が起点や陰の立役者となるヒット商品も相次ぐ。再編で規模を追うのか、独自の価値で勝負するのか―。取引先からも、人材からも「選ばれる」企業であることが、これまで以上に問われている。(この記事は「WWDJAPAN」2026年6月29日号からの抜粋です)
TOPICS1
再び動き出すか、
業界再編のセカンドウェーブ
帝人の子会社・帝人フロンティアと、旭化成の子会社で商社の旭化成アドバンスが2025年12月、経営統合を発表した。今年10月1日付で、帝人が80%、旭化成が20%を出資する「TAフロンティア」を発足させる。素材メーカー系の商社同士が一つになる国内最大級の再編であり、小康状態が続いていた繊維商社の業界再編が、再び大きく動き出す可能性が出てきた。
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