アシックスは14日、2026年12月期連結業績予想を上方修正し、売上高が1兆500億円(修正前は9500億円)、営業利益が1950億円(同1710億円)になりそうだと発表した。29年12月期に予定していた売上高1兆円の大台を前倒しで達成する。主力であるランニングシューズに加え、ファッションスニーカーの「オニツカタイガー」「スポーツスタイル」などの今年上期(1〜6月期)の売上高が上振れしたことを受けての上方修正となる。
この日発表した今年上期の連結業績は、売上高が前年同期比32.7%増の5344億円、営業利益が同48.5%増の1204億円、純利益が同53.3%増の821億円だった。部門別の売上高は、主力のランニングシューズが同19.3%増の2206億円、スポーツスタイルが同83.0%増の1231億円、オニツカタイガーが同35.3%増の895億円だった。
売上高1兆円台は世界のスポーツ市場にエントリーするための一つの指標だ。スポーツメーカーの25年度の売上高ランキングは、1位がナイキ(米)の約7兆5100億円、2位がアディダス(独)の約4兆5900億円、3位がアンタ(中)の約1兆9200億円で、その他にアンダーアーマー、ニューバランス、アメアスポーツ、プーマなどが1兆円台で続き、アシックスは約8100億円で9位につけていた。アシックスは伸び率が高く、勢いがある。売上高をコロナ前の19年12月期と比べると、26年12月期は約2.7倍で着地することになる。