HUMAN MADEは25日、初の旗艦店「ヒューマンメイド トーキョー(HUMAN MADE TOKYO)」(東京・原宿)を26日の開店に先駆けて関係者に公開した。店舗面積は標準店の4倍に相当する595平方メートル。主力のアパレルやアクセサリーに加えて、スニーカーなど新たなカテゴリーを充実させた。松沼礼CEOは「世界中から人が集まる原宿からカルチャーを発信するランドマークにしたい」と意気込む。初年度(12カ月)で来店者約60万人、売上高20億〜30億円を計画する。
「人が作る価値」を高めるためのDX
明治通りの「タケオキクチ」跡地に入る。ガラス張りのファサードで、通りを行き来する人からも店内がよく見える1階は、売り場ではなく、ストック兼レジのフロアになる。壁一面に折りたたみ式のコンテナが無数に積まれる。このグレーンのコンテナは「見せるストック」(松沼CEO)で、一般的なアパレル店舗であれば、客から見えない裏側に配置する在庫の箱をあえて店舗演出に用いた。これは同店独自の販売手法と連動する。
客は売り場である2階に並ぶ商品のQRコードを読み込み、自身のスマートフォンで注文する。注文情報はストック担当のスタッフに即時に伝わり、1階のストック兼レジで会計と受け渡しを行う。スタッフの移動を減らし、客の待ち時間を短くする。デジタルによって効率化できる部分を効率化し、その分、スタッフは接客などのコミュニケーションに力を入れる。
松沼CEOは「当社の名前の通り『人が作る価値』を大切にする。商品や店舗体験こそが最大のブランド価値になる」とその狙いを説明する。
店内には原宿旗艦店のキャラクターであるライオンのオブジェ、ブランドのアイコンであるハートマークの意匠が随所に散りばめられている。ライオンをあしらった原宿旗艦店限定のTシャツやフーディー、BTSのj-hopeとのコラボレーションコレクション“ヒューマン ホープ シーズン2(HUMAN HOPE SEASON 2)”など、ユニークでアイコニックな商品を数多くそろえる。