
日本のファッション&ビューティ分野の上場企業113社を調べたところ、報酬が1億円を超えた社長・役員は47人だった。昨年の40人から7人増え、これまで長らく不在だった女性も3人がランクインした。上位には伊藤忠商事やファーストリテイリング、パルグループホールディングス、アシックスなどの業績の好調な優良企業のトップが並んだ。(この記事は「WWDJAPAN」2026年8月24日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
女性役員が初めてランクイン
1位は、繊維部門出身で伊藤忠商事の会長CEOを務める岡藤正広氏。2010年に社長に就任し、総合商社で万年4位と言われた同社を、名実ともにトップを争う地位に引き上げた名経営者。今年でトップに就任して17年目の長期政権となっている。2位と3位はノエビアホールディングスの大倉昊(ひろし)会長(5億6700万円)と俊社長(5億5400万円)の親子。大倉会長は90歳で、ランキングに登場する最年長だ。
パルグループホールディングス(HD)の渡辺隆代副会長(8位、3億9500万円)と井上隆太専務(9位、3億9400万円)は、創業者で昨年の1位だった井上英隆・前会長の実子。「スリーコインズ(3COINS)」の快進撃を背景に、5位の児島宏文・会長兼社長(4億7500万円)も含め、報酬も高くなっている。同社はトップ・マネジメントだけでなく、インフルエンサー販売員などへの高待遇で知られている。企業別で見ると、複数の役員が名を連ねたのはファーストリテイリング、花王、資生堂の各4人。グローバル企業としての人材獲得を見据え、本社以外の拠点で指揮を執る幹部にも国際水準の報酬体系を適用している。
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