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特集 販売員特集2026 第16回 / 全21回

3児の母、「自信がない」を原動力に 時短勤務でも再来店数は世界1位【「シロ」札幌ステラプレイス店 望月すず】

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PROFILE: 望月すず/「シロ」札幌ステラプレイス店 スタッフ

望月すず/「シロ」札幌ステラプレイス店 スタッフ
PROFILE: (もちづき・すず)1994年生まれ、札幌市出身。高校卒業後、北海道の有名洋菓子店で販売員として勤務。休日ごとに百貨店の化粧品売り場へ足を運ぶほどコスメやスキンケアが好きで、美容業界に憧れを抱く。客として訪れた「シロ」で、自分らしさを肯定してくれるスタッフの接客に感銘を受けて転職を決意。2019年、シロに入社 PHOTO:KOJI SHIMAMURA

1歳、2歳、小学1年生の3人の子どもを育てながら、時短勤務で店頭に立つ。「シロ(SHIRO)」札幌ステラプレイス店の望月すずさんは、国内27店舗、海外8店舗で働く約550人の店舗スタッフの中でも、上位顧客の購入回数が世界1位を誇る販売員だ。しかし本人に、“売っている”という意識はあまりない。「販売員とお客さまという立場ではなく、“人対人”で話すことを大切にしています。まずその人を知って、その上で『シロ』の商品を通して喜んでもらえるものを提案したいんです」。その言葉をひもとくと、「シロ」らしい接客の本質が見えてくる。(この記事は「WWDJAPAN」2026年8月24日号からの抜粋に加筆しています)

BEST POINT
88歳も毎週会いに来る
“人”を見つめて顧客数は全国トップ3

望月さんが勤務する札幌ステラプレイス店は、「シロ」の1号店だ。約30人のスタッフを抱える大型店で、1時間に100人近くが来店することもある。それでも望月さんは、一度訪れた客が再来店すればすぐに気付く。顔だけでなく、履いていた靴や髪型、服装まで覚えているという。「人を見るのが好きなんだと思います。素敵な靴だな、髪型がかわいいな、あのデニムのダメージが格好いいな、と自然と目がいくんです」。自分が接客していない客にも目を配る。ほかのスタッフが対応した客が一度退店し、再び戻ってきたとき、担当したスタッフが気付かなければ「さっきのお客さま、戻ってきたよ」とつなぐこともある。その観察力の根底にあるのは、人をもっと知りたいという好奇心だ。

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