Ci Flavors(シーフレーバーズ)傘下のJPSLABが展開する「アンレーベル ラボ(UNLABEL LAB)」は9月21日、ブランド初となる化粧水“スキンブースト ローション”(170mL、1760円)と乳液“スキンブースト エマルジョン”(100mL、1980円)を発売する。全国のドラッグストアやスーパー、バラエティーショップなどで順次取り扱う。2023年に発売したヘアケアシリーズも約3年ぶりに全面刷新し、8月24日からバラエティーショップ、9月21日から全国のドラッグストアやスーパーなどで順次展開する。
1000円台後半、ハリ・弾力ケアに商機
化粧水と乳液には共通のキー成分として“W3ペプチド”を配合。肌のハリや弾力にアプローチする。NMN誘導体で肌のコンディションを整え、同ブランドが展開する集中美容液と併用による相乗効果を狙った処方設計とした。
「アンレーベル ラボ」は、ビタミンCやアゼライン酸、ナイアシンアミドなどの成分を前面に打ち出した美容液をヒーロープロダクトとし、スキンケア、メイク、オーラルケアなどを展開してきた。今春には主軸の美容液を刷新し、「限界追求」をブランドの新たなコア価値に設定。100MPaの超高圧加工を施して微細化する“超高圧浸透テクノロジー”を軸に、成分だけでなくその効果を高める技術も訴求する。今回、化粧水と乳液を加えることで、美容液単品を中心とした提案からスキンケアの一連のステップへと広げる。
同社の調べによると、化粧水と乳液市場全体は横ばいだが1000円台が伸長しているという。中でも1000円台後半でハリ・弾力に対応する商品が手薄であり、ここに商機があるとみた。
ヘアケアは補修成分から香り、容器まで刷新
ヘアケア商品は、処方設計、香り、容器を見直した。従来採用していたマレイン酸に代わり、新たにジマレイン酸誘導体を採用。超高圧浸透型ハイドロコラーゲンといった従来からの独自成分に加え、各ラインに特化したプロフェッショナル成分を厳選・追加配合した。
香りも消費者の声を踏まえて見直した。“バウンス”はシャルドネをベースにした“ライラックシャルドネ”に変更し、そのほか3シリーズも現行の香りをベースに調整。従来品で寄せられた「手が挟まりやすい」「片手で押しづらい」といった声を受け、ポンプ形状も改良した。
ラインアップは、乾燥やごわつきに対応する“モイスト”、ハイダメージ毛向けの“リペア”、うねりや広がりを抑える“コントロール”、細毛やボリューム不足に対応する“バウンス”の4シリーズ。各ライン共通で、シャンプー(400mL、1705円/詰め替え310mL、1265円)、ヘアトリートメント(400g、1705円/詰め替え310g、1265円)、サシェ(トライアルシャンプー12mL、ヘアトリートメント12mL、143円)、ヘアミルク(120mL、1705円)、ヘアオイル(100mL、1705円)。
ヘアケアが売り上げの約6割に成長
JPSLABは2015年に食品メーカーとして事業を始め、その後美容領域へ進出した。「アンレーベル ラボ」は20年ごろ、配合成分を前面に打ち出した集中美容液シリーズが支持を集め、23年にヘアケアに参入。現在、ブランド全体の売り上げに占めるヘアケアの構成比はスキンケアを上回る最大カテゴリーに成長している。
ブランド全体で右肩上がりの成長を継続しており、販売チャネルはドラッグストアなどの店頭流通が売り上げの中心を占める。主客層は30~40代が中心だが、ヘアケアではカラーやブリーチによるダメージケア需要を背景に20代の購入も広がっている。
さらなる成長に向けた課題としてブランド認知を挙げる。特に、新興ブランドの参入が相次ぐヘアケア市場では、26年を「ネクストステージ」と位置付ける。開発担当者は「激動のヘアケア市場において王者の地位を築きたい」と意気込む。