ファッション

「ディオール」とBLACKPINKのJISOOがパリコレ関連のメディアインパクトバリューでトップに

 データテクノロジー企業ローンチメトリックス(LAUNCHMETRICS)は、「ディオール(DIOR)」とそのショーに来場したBLACKPINKのJISOO(ジス)、JISOOが着用していたワンピースの柄であるイエロータータンが2022-23年秋冬シーズンのパリ・ファッション・ウイーク(パリコレ)関連のSNS投稿でトップのメディアインパクトバリューを生み出したことを発表した。

 ローンチメトリックスによれば、「ディオール」の大きなロゴをバックにしたJISOOの投稿は174万ドル(約2億358万円)相当のメディアインパクトバリューを生んだという。イエロータータンのワンピースにシャツと黒いネクタイを合わせたJISOOの写真はパリのチュイルリー庭園で開催された同ブランドのショー会場で撮影されたもので、約520万いいねを獲得している。なお、「ディオール」とJISOOは22年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイーク関連のSNS投稿でもトップのメディアインパクトバリューを獲得していた。

 同社の調査によれば、パリ・ファッション・ウィーク全体では2億890万ドル(約244億4130万円)相当のメディアインパクトバリューを獲得。そのうち1億3630万ドル(約159億4710万円)相当はSNSで、7520万ドル(約87億9840万円)相当はオンラインで生み出されたものだった。なお21年9月27日~10月5日に開催された22年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイークのメディアインパクトバリューは2億4140万ドル(約282億4380万円)相当だった。

 2月28日~3月8日に開催された22-23年秋冬シーズンのパリ・ファッション・ウイークでは多くのブランドがリアルなショーを復活させたこともあり、リアーナ(Rihanna)、ゼンデイヤ(Zendaya)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)らビッグネームなセレブリティーやインフルエンサーたちが来場した。

 JISOOは自身の投稿のうちの一つが1152件のメンションを獲得し、720万ドル(約8億4240万円)相当のメディアインパクトバリューを創出。セレブリティーの中ではトップのメディアインパクトバリューだった。

 インフルエンサーの間では、ベラ・ハディッド(Bela Hadid)が750万ドル(約8億7750万円)相当のメディアインパクトバリューと1828件のメンションを獲得し、トップだった。2位はキアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)、次いでカミラ・コエーリョ(Camila Coelho)、ブライアンボーイ(BryanBoy)、レオニー・ハンヌ(Leonie Hanne)らが続いた。

 ブランドでは「ディオール」が1位を獲得。2位は「バレンシアガ(BALENCIAGA)」、3位は「シャネル(CHANEL)」、4位は「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH、以下オフ-ホワイト)」、5位が「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」だった。「オフ-ホワイト」のショーには、昨年11月28日に亡くなったヴァージル・アブローを追悼するため多くのセレブリティーやデザイナー、スーパーモデルらが参加した。

 ブランドの公式SNSアカウントなど独自に保有するメディアチャネルのみを考慮したブランドランキングでは、「ディオール」「バレンシアガ」「シャネル」が順にトップ3とブランドランキングと変わらずだったが、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が4位、「ルイ・ヴィトン」が5位だった。

 ローンチメトリックスのメディアインパクトバリューは関連メディアのオンライン、SNS、出版物などすべてのチャネルにおける影響力を集計したもので、ペイドメディア、オウンドメディア、アーンドメディアが含まれる。

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