ファッション

外出自粛中の海外ヘアメイクアップアーティストは今何している?

 新型コロナウイルスの感染拡大により、海外でも外出禁止令が発令されたり、職場や学校などの閉鎖、イベントの中止などが相次いでいる。ファッションショーや撮影などが延期・中止を余儀なくされる状況の中、海外のヘアメイクアップアーティストやビューティ業界人は自宅でどのように過ごしているのか?

 自宅で過ごす時間が増えた今、多くは体調維持のために健康的な料理を作ったり、本を読んだり、仕事をしたり、メディテーションなどで精神を落ち着かせたりしているようだ。また、SNSを活用し、ライブ動画でメイクアップのハウツーを配信したり、フォロワーからの質問に答えたり、さらには各自が自宅での活動の様子や医療関係者への感謝のメッセージなどを発信している。

ヴィオレット(Violette)/「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」グローバル・ビューティ・ディレクター

 気分を上げるためにも、今まで以上にメイクアップを楽しんでいるわ。毎日ではないけど、週に数日はメイク台の前に座って、その気分に合わせて好きなようにメイクを試しているの。この前は真っ赤なリップスティックに赤いチークを重ねて、ピンクのチークとハイライターを組み合わせたわ。

ピーター・フィリップス(Peter Philips)/「ディオール(DIOR)」メイクアップ クリエイティブ&イメージ・ディレクター

 “I(私)”を“We(私たち)”に置き換えると、“Illness(病気)”という単語も”Wellness(健康)”に変わる。みなさん、家でどうか健康でいてください。

ニコラ・ドゥジェンヌ(Nicolas DeGennes)/「ジバンシイ(GIVENCHY)」メイクアップ アンド カラー アーティスティック ディレクター

 今は田舎にあるアトリエにいます。小さな町だけどマスクが足りず、1000枚以上のマスクを10人で作ることになりました。布製なので完全にウイルスをブロックできないかもしれないけど、最低限スーパーなどに行けるように、少しでも手助けになれればうれしいです。合間にはリップスティックの新色や新しいテクスチャーを作っているので楽しみにしていてね。

サム・マックナイト(Sam McKnight)/ヘアスタイリスト

 今日は作業がはかどった日だったよ。今は焦らず、急がず、ゆっくり日々を過ごすようにしている。運動をして、家事をして、おいしい食事をとって、午後はひたすらガーデニング。オーディオブックやポッドキャストを聴きながらね。今からたまった仕事のメールや電話をしなきゃ。

リサ・エルドリッジ(Lisa Eldridge)/「ランコム(LANCOME)」クリエイティブ・ディレクター

 「感謝」という気持ちだけでは足りないけれど、24時間、命をかけて働いてくださっているナース、ドクター、病院、配送会社、食料品関係者に感謝の意を示したいわ。

エミリー・ワイス(Emily Weiss)/「グロシエ」創業者

 今日は何ができる?チームのみんなとズーム会議。熱めのシャワーを浴びて大好きなTシャツを着て、コーヒーを煎れる。霧が続いた後に差し込む日差しを眺める。大好きなレストランのゴーファンドミー(クラウドファンディングサイト)を支援する。水彩絵具を小さなビジネスから買ってポストカードにペイントし、週末に友人に送る。パンを一から作ることを学ぶ。結構難しかったけど、とても達成感を感じたわ!小さなことを一つずつやればいいの。気分が上がるものを一日一つやれば勝ちよ。他の人の気分も上げられたらなおいいわね。

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