
背番号“51”を背負った伝説の男は、52歳になっても止まらない。現役時代をしのぐトレーニングを続けるイチローが、25年以上愛用するワコールのコンディショニングウエア「CW-X」と共に“over 51”=51歳以上のためのスポーツテストを開催した。独自の走法とスクワットを披露しながら、「習慣こそ最強のコンディショニング」と持論を展開。参加者の前で見せた軽やかな身のこなしに、「カラダは年齢じゃなくて積み重ね」と納得。まずは股関節を整えることから始めよう。人生はまだまだ伸びしろだらけだ。(この記事は「WWDJAPAN」2025年11月24日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
What’s CW-X

「CW-X」は、ワコール人間科学研究開発センターがテーピング理論を応用して開発したコンディショニングウエアブランド。1991年に誕生し、関節や筋肉をサポートするスポーツタイツをはじめ、多彩な機能性ウエアを展開する。イチローは2000年、メジャー挑戦に向けた準備の中で「CW-X」を自ら選び、02年にアドバイザリー契約を締結。以降、数々の記録と共に同ブランドを愛用し続けている。
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イチローも電撃参戦!
自分のカラダを“知る”
イベントの幕開けは、ワコール人間科学研究開発センターによるオリジナルスポーツテスト。テーマは「自分のカラダを知る」。参加者は、筋力・柔軟性・バランス能力を測る「運動機能テスト」、股関節や肩甲骨の可動域を確認するテストなど、全4種目に挑戦した。中でも注目されたのは、イチローも日々重視する股関節の安定性と可動性を測る「ファンクショナルモビリティテスト」。フォームの癖やバランスの傾きが可視化され、自身の弱点と可能性が浮き彫りになる設計だ。参加者たちは真剣な眼差しで取り組み、測定結果に一喜一憂しながらも、カラダとの対話を楽しんでいた。「年齢とともに機能は落ちる」と言われがちだが、鍛えれば変われる。現状を知ることは、変化の第一歩。整える習慣が、まだ見ぬ未来の自分を連れてくる。
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