ファッション
特集 販売員特集2025 第36回 / 全38回

日々の小さな積み重ねで売上高5位以内をキープ 「ヴァンドーム青山」稲角亜沙子さん

有料会員限定記事

PROFILE: 稲角亜沙子/「ヴァンドーム青山」阪急うめだ本店チーフ

稲角亜沙子/「ヴァンドーム青山」阪急うめだ本店チーフ
PROFILE: (いなずみ・あさこ)1980年生まれ、兵庫県出身。大学卒業後の2006年、ヴァンドームヤマダ入社。販売員として川西阪急店でキャリアをスタート。西宮阪急店や阪急うめだ本店の販売員を経て13年、阪神百貨店のチーフに就任。22年から阪急うめだ本店でチーフとして活躍。趣味は料理。体調に合わせて食材を選んで、健康維持につなげている PHOTO:CHIE FUKAMI

ジュエリーブランド「ヴァンドーム青山(VENDOME AOYAMA)」の阪急うめだ本店のチーフを務める稲角亜沙子さんは、アルバイトの接客体験が好きで、ジュエリーの販売員になった。トラフィックが多い阪急うめだ本店では、新規客獲得が重要なポイントだ。稲角さんの接客は、ゼロから説明するスタイル。「気後れしないように何でも聞ける雰囲気を出します。自分の一言でジュエリーを好きになってもらえるかが決まるので、言葉選びには気をつけます」。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月22日号からの抜粋です)

NO.1 POINT

優秀な販売員の
証し「金ネーム」取得

顧客からの信頼度は抜群
足りないことを補う努力で率いる関西1番店 

親しみやすく丁寧な接客により彼女は2015年、阪急阪神百貨店が優れた販売員に与える「金ネーム」を獲得。社内審査を経て覆面審査をクリアした販売員に与えられる「金ネーム」を持つのは全体の5%以下というから、接客力はトップレベルだ。それだけではない。売上高は、常に全国トップ5位以内で1位になったこともある。「関西1番店のチーフを務めさせていただいているので、数字を落とすわけにはいきません」。

この続きを読むには…
残り909⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。