
今どきの“教育番組”とは、アルファベット3文字の某チャンネルを指さない。SNSで万バズを連発するキャラクターコンテンツ「教育番組」を指す。主人公・タマは見た目こそゆるいが、その実態は日々労働に勤しみ、税金や公共料金の支払いにため息をつく現代人そのもの。タマからあふれる「仕事じゃなくて人生そのものを休みたい」「(エアコンが効いた部屋で寝ながら)これだけのために生きている」といった厭世的な思いに、多くの共感の声が寄せられている。(この記事は「WWDJAPAN」2025年7月14日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
登場人物
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「教育番組」を知る
1. タマの日常を知る4コマ漫画風の
SNS投稿やショートアニメ
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5月16日に投稿した「しるか」。7月10日現在で、TikTokには2万8700いいね、インスタグラム(Instagram)には4万500いいね、Xには11万いいねが集まっている。
(TikTok:@mns_kyoiku、Instagram:@mns_kyoiku、X:@MNS_kyoiku、YouTube:@momonicus)
2. 自称社不のタマが労働に励む
人気ハッシュタグ「#教育バイト」
2月に公式SNSで突然出された「タマのバイト先募集!!」のビラ。あの日からタマは、応募があった企業に出向き、アルバイトする日々が続いている(なぜなら募集期間は「命ある限り」だから)。タマがバイト先で使う台車は時折、働きたくないタマを運ぶことにも使われている模様。
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