都会をさっそうと歩く業界人。彼・彼女らが今日向かうのは、展示会でもイベントでもない。マイスイートホームだ。話題作の撮りだめ、お気に入り作品の再放送、そして圧倒的な作品数を誇る動画配信サービス。あらゆる手段を使って大好きなアニメを享受する。ここでは、アニオタな業界人に推しのアニメとそのファッションについておうかがい。「200字くらいで!」と制限を設けると、「字数が足りない……」という声もちらほら。そんな彼・彼女らの熱量を体感してもらうべく、ほとんど原文に近い状態でお届けする。(この記事は「WWDJAPAN」2025年4月14日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
寺井仁宣
フリーランスPR

Q. 好きなアニメ
「攻殻機動隊」シリーズ
Q. 好きなアニメのファッション
作品としてもめちゃくちゃ好きなんですが、「サイコパス」第一期の公安局のメンバーが着ているスーツが好きです。みんなタイトなんですよね。(キャラクターによって着こなしは異なり、)狡噛慎也は着崩し感がセクシー。征陸智己のコートの合わせは渋い(一番好きなキャラかも)。あと、主人公の常守朱は、新米だからリクルートスーツみたいなものを着ていて、描写がちゃんとしているなって思います。
Q. アニメへの愛をフリースタイルで
小学生の時に「ゴースト イン ザ シェル/攻殻機動隊」をレンタルビデオ店で借りてから、その世界観のトリコです。あのディストピアな世界観って唯一無二だと思っていて。アニメの世界では、未来を明るく描くことが多いですが、「攻殻機動隊」シリーズは、希望にも絶望にも偏らない未来を描いている。例えば、電脳化という技術が生まれ、ネットと自分の体を直結できる。全ての記憶を電子化できるようになる。不老不死がリアルになって、人生を長く謳歌できるかもしれない。しかし、今持っている記憶を自分のものだと証明することはできない。では、自分という存在を証明するにはどうすれば良いのか?そもそも人間とは?というワクワクする設定が多いので好きです。ちなみに、「攻殻機動隊 SAC_2045」は、今の世界情勢の延長線上と捉えられる設定が多い。ジョージ・オーウェル(George Orwell)の小説「1984」を読むと、より深く理解できるそうです。私も購入しましたが、まだ全然読めていません(笑)。
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