7月14日号の「WWDJAPAN」は、「令和のプレイングマネジャー」特集です。
現場と経営層とをつなぐ需要な役割を果たすのが、中間管理職(課長クラス)。プレイヤーでありながら、マネジャーとしてチームメンバーを鼓舞し、成果を出す――ファッション&ビューティ企業で活躍する、そんな「令和のプレイングマネジャー」を紹介します。
そもそも「令和のプレイングマネジャー」に企業が求める資質とは?ファッション&ビューティ企業の人事部に一斉アンケートを実施。84社から得た回答からは「リーダーシップ」「コミュニケーション力」「人材育成力」が多く挙がりました。
そして、人事部推薦の課長クラスマネジャーの中から選りすぐりの11人を取材。アダストリア(ADASTRIA)、ウィゴー(WEGO)、サティス製薬、資生堂、シック・ジャパン(SCHICK JAPAN)、ジュン(JUN)、セカンドストリート、ディーエイチシー(DHC)、ビーエックス(B-EX)、ロート製薬、ワールド(WORLD)のプレイングマネジャーに、マネジメントする上での秘訣を聞きました。
人事部へのアンケートでは、課長クラス育成の課題や今後強化していきたい取り組みなども質問しています。また、マネジメントされる側の声も拾うべく、ファッション&ビューティ企業で働く若手社員4人による座談会も実施し、一緒に働きたいと思う上司像や、励みになったマネジメントについて語ってもらいました。
米「WWD」の翻訳記事では10代の“新ステータスシンボル”としての香水に焦点を当てます。今やスニーカーよりも香りが自己表現とコミュニティーの形成手段となっていることをリポートします。
齊藤孝浩ディマンドワークス代表による「ファッション業界のミカタ」連載は、4月に社長が交代した「ジーユー(GU)」の強みと課題を、ファーストリテイリングの決算書から読み解きます。
最終面の「ファッション&ビューティ パトロール」では、SNSで話題のキャラクターコンテンツ「教育番組」をフィーチャーしました!主人公「タマ」について、「はかせ」にインタビュー。ポップでダークな世界を紹介します。
表紙は「令和のプレイングマネジャー」の1人、ウィゴーPR制作チーム マネジャーの登美幸さん。自然体で、常に前向き。一緒に働く人をも楽しくさせる、彼女の“らしさ”あふれる姿を、松岡一哲さんがフィルム撮影しました。今週も内容盛りだくさんです!
訂正:「WWDJAPAN」7月14日号、P.8の記事中、サティス製薬 開発部 チームマネージャーの正しいお名前は森下建さんです。
(COVER CREDIT)
PHOTO : ITTETSU MATSUOKA
ART DIRECTION : RYO TOMIZUKA
COVER REELS DESIGN : CHIGE(GWISUB JUNG)